夏休みが終わって9月に入り始めてからハロウィングッズが色んな所で販売されるようになりましたね。
私の大好きなカルディでも可愛いお菓子やぬいぐるみがたくさんあって、まだ2ヶ月近くも先だというのについつい買いそうになってしまいました♡
ハロウィンのお菓子を見て思ったこと、それは現在2歳8ヶ月になる長女が”トリックオアトリート”ってそろそろできるんじゃないかなということ。
でも正しい意味や由来を知らずに子供にトリックオアトリートと教えることもなんだか微妙…。
場合によっては保育園の友達とかとハロウィンパーティーをすることもあるかと思います。
ハロウィンを子供と一緒に楽しむにはやっぱりトリックオアトリートが欠かせないですよね。
子供は何だろう?魔法の言葉かな?と、聞きなれないトリックオアトリートという言葉に対していろいろな想像を膨らませるはず。
そしてお菓子をもらってみんな笑顔に♡親として子供が喜ぶ姿は本当に嬉しく微笑ましいなと思います♪
そこで、今回の記事では トリックオアトリートの意味や由来について解説していきたいと思います!
そして正しい英語のスペルや実際にトリックオアトリートと言われた時の返事の方法、それ以外のハロウィンの合言葉についても合わせてまとめていきたいと思います。
それではトリックオアトリートの豆知識チェックして行きますね
トリックオアトリートの由来や意味は?
日本では昨今のハロウィンブーム。けれどもトリックオアトリートの日本語の意味を知っている人って、はたして日本人の中で何パーセントいるでしょうか?
トリックオアトリートは英語で trick or treat と書きます。よーく見るとコレは三つの単語に分解できますね。分解してそれぞれの意味を考えてみましょう。
- Trick:悪戯(いたずら)、策略、手口など
- or:または(接続詞)
- Treat:おごり、とてもいいもの、うれしいこと
英語の意味はかなり多いのでその中から trick or treat の意味に近そうなものをピックアップして列挙してみました!
直訳してみると「いたずらか、それとも、とてもいいもの」かとなります。
これだとさすがにわかりにくいので噛み砕いて意味を考えると、子供達にとってのとても良いものってお菓子ですよね。
つまりトリックオアトリートは、
「お菓子をくれないとイタズラするぞ」
という意味になるかと思います
トリックオアトリートは子供達にとってお菓子をちょうだいとハロウィンの時におねだりするために使う知恵に溢れた言葉だったんですね。
もちろんお菓子をあげたって子供はいたずらしますが(笑)子供のいたずらって本当可愛いですよね♡
トリックオアトリートの由来や起源は?
トリックオアトリートの意味は大体理解できました。
でも、
- そもそもハロウィンっていつから始まったんだろう?
- なぜ始まったんだろう?
と今度はトリックオアトリートの由来や起源が気になってくるところですね。
トリックオアトリートの由来は諸説ありますが、その起源は中世までさかのぼると言われています。
トリックオアトリートの由来と起源はキリスト教の「ソウリング」という儀式という説
昔のハロウィンは現在のような遊び的要素はなく、ヨーロッパで9世紀頃ソウリング(Souling)という儀式が行われていてそれがハロウィンのトリックアトリートの由来といわれています。
このソウリングと言う儀式はキリスト教のもので、毎年11月2日はキリスト教の信者にとって「死者の日」という特別の日だそう。
死者の日は何らかの理由で成仏できない霊のために貧しい人々が「ソウルケーキ(Soul Cake)」を乞いながらいろんな家を訪れたといいます。
つまり貧しい人々達に食べ物を恵み、そのお礼に死者に祈りをささげてもらう儀式だったんです。
そしてそのソウルケーキと交換に成仏できない霊を天国へ行けるよう祈りを捧げたのです。
つまりソウルケーキとは魂を供養するためのケーキということ。
ここで登場してくるのがトリックオアトリートの起源。
「ソウルケーキを差し出せ さもなけば 霊が成仏できず悪いことをする」
トリックオアトリートは子供がお菓子をおねだりするための合言葉という風に先ほどを書きましたが、もともとこのお菓子はこのキリスト教の死者の日におけるソウルケーキが由来だったと言われている説と、スコットランドの「ガイジング」という風習が由来していると言われています。
トリックオアトリートの由来や起源はスコットランドの「ガイジング」という風習説
スコットランドのガイジングという風習は、仮装をし歌を歌いながらカードを使ったマジックを楽しんだり物語を話したり、誰かを楽しませることによってその代わりにお菓子をいただくというものです。
こちらの方が確かに現在のハロウィンの形と似ていますよね(^^*)
いずれもヨーロッパを起源にアメリカへと広まる
ソーリングの儀式はヨーロッパから始まりましたが、ヨーロッパからアメリカへ移住した人々によってさらにハロウィンと合わさった形でイベント的な要素を持つようになり季節のイベントとして定着していきます。
子供達がお菓子を欲しがる可愛い姿、そしていたずらが大好きという遊び心を一緒に楽しめるイベントはアメリカンの心をつかみやすかったんでしょうね。
ハロウィンが現在のような皆が楽しめるお祭りになったのは、19世紀以降と言われており本当に最近のことなんです。
トリックオアトリートの由来とハロウィンの起源は別?
日本ではハロウィン= trick or treat というほどその意味合いは同じものとして取り扱われてしまいがちです。
しかしハロウィンの由来は、トリックオアトリートとは全く別の場所にあると言われています。
トリックオアトリートの由来はクリスチャンのソウリングという儀式だと先ほど書きましたが、ハロウィンの由来は古代ケルト人の「サウィン祭」というお祭りが起源になっているという説が濃厚です。
サウィン祭は毎年10月31日に行われて日本のお盆に近い風習で、あの世とこの世をその日だけ霊が行き来できる日と言われていました。
そして日本のお盆と違う点は亡くなった親族などを迎え入れるというプラスの面だけではなく、同時に悪霊も行ってきてしまうと言う点です。
悪霊に来られたらそれは困りますよね(^^;)
そこでケルト人は悪霊を追い払う儀式をしなければなりません。
そこで活躍するのが子供達!
ハロウィンに子供が仮装するのはなぜ?
ハロウィンの起源となるサウィン祭では、古代ケルト人は仮面をかぶり自分たちも可能な限り怖い仮装をして悪霊たちを惑わせることにより自らの身を守ると言う意味を込めていたようです。
このサウィン祭では悪霊に変装した子供達がいろんな家を訪れて…
トリックオアトリート(trick or treat)
と言います。
子供は悪霊に変装しているので子供がこの言葉を言っているのではなく、悪霊がこの言葉を言っているというスタンスになりますね。
トリックオアトリートの意味”イタズラしちゃうぞ”と言う可愛い意味合いのものではなく、悪霊が”我々をもてなさないとこの一年お前たちを困らせるぞ”というちょっと怖い意味合いになるんです。
これがハロウィンの起源であると言われています。
ハロウィンで子供達が仮装をするのも、このサウィン祭の風習が由来なんですね。
楽天でも沢山子供のハロウィン衣装が売っているのでチェックです♪
トリックオアトリートと言われたら?返し方は?
最後に気になるトリックオアトリートの返し方について。
トリックオアトリートと突然言われてもなんて返せばいいんだろうって思ってしまいますよね。
子供に間違ったことを教えられないし、ただお菓子をあげちゃうだけだとなんか淋しい…。
なのでここはちゃんとした知識を付けて今年のハロウィンに挑みたいところ!
ということで吹き出しを使用して、実際にトリックオアトリートと言われた時の返し方を解説していきたいと思います。
トリックオアトリート(Trick or Treat!)
ハッピーハロウィン(Happy halloween!)
(ここでお菓子を取り出して…)
はいどうぞ(Hear you are)
いう返し方が一般的だと言われています。
せっかくならば全部英語でチャレンジしてみると楽しいですね!
因みにあまり知られていない事ですが、返し方は本来自由なんです。
だからTrick or Treatでお菓子をあげるという行為はTreatを選択しているので、子供にトリックオアトリートと言われたら
Trick!(いたずらしてちょうだい!)
と答えたってOKなんです。
さぁ、わが娘はどんないたずらをしてくれるのか、楽しみです♡
トリックオアトリートの意味や由来、返し方まとめ
ハロウィンまであと2か月を切りましたね。
私も近所のKALDIでグッズを集め、ミスドのハロウィンドーナツを買って家族で今年のハロウィンを楽しみたいと思います♡
☆ミスドのハロウィンドーナツに関する記事はコチラ☆
コメント