「トリックオアトリート!」
ハロウィンになると子供達の可愛い声が聞こえてきますよね♡
ハロウィンの合言葉であるトリックオアトリート。
今でこそ一般的に言われるようになりましたが一体いつからトリックオアトリートと言われるようになったのでしょうか?
最初は違う言葉だったのかな?他にも種類があるのかな?など、いろんな疑問が生まれてきますよね。
そこで今回の記事では、
- トリックオアトリートがいつから始まったのか
そして
- トリックオアトリートの意味や由来
- トリックオアトリートと言われた時の返事の仕方
- トリックオアトリートを断った時はどうなる
- 本場アメリカでのトリックオアトリートのルール
- トリックオアトリートにおすすめのお菓子は?
など、トリックオアトリートに関する気になる疑問を解消していきたいと思います!
トリックオアトリートはいつから始まった?
ハロウィンの起源は古代ケルト人のサウィン祭 、トリックオアトリートの由来はキリスト教のソウルケーキという習慣だというのを以前の記事で書きましたが、その頃にはトリックオアトリートとはまだ言われていなかったはずです。
では、トリックオアトリートと言われ始めたのは一体いつからなのでしょうか?
諸説ありますが一番濃厚な説は、1900年代初頭にいたずら好きの子供が”トリックオアトリート”と言い始めたことがきっかけになったと言われています。
ハロウィンというイベントにかこつけて大好きなお菓子をもらうために、一生懸命知恵を絞ったんでしょうね。子供の考える事って本当に可愛い♡
大人達にどうすればお菓子をもらうことができるかな。
あ!イタズラしちゃうぞと脅せばいいんだ!という意味合いを込めてトリックオアトリートという言葉を使ったそうです(笑)
ただ、このどこかのいたずらっ子が言ったくらいではこんなに世界中には広まりませんよね。
やっぱり爆発的に広がるには何らかのメディアが関係しています。
それは…
ディズニーです。
ドナルドの魔法使いというアニメが1952年8月19日に公開されその中でトリックオアトリートという言葉が使われました。
そこでそのアニメを見た人々が trick or treat という言葉を知り、世界中で一気に知られるようなハロウィンの合言葉となったのです。
やっぱりディズニーは凄いですよね!影響力はただものではありません。
今ではハロウィン= トリックオアトリートと言っても過言ではないほど切っても切り離せない関係になっています。
トリックオアトリートはいつから日本に広まった?
今でこそ日本の文化の一つとして定着したハロウィン。けれども私が子供の頃(数十年前?)は全然ハロウィンなんて言葉は聞きもしませんでした。
どうしてこの20年くらいの間に一気にハロウィンブームができたのでしょうか?
ハロウィンブームの火付け役はディズニーランド
実はそれにもあるものが関係していると言われています。
それは…
ディズニーランドです。
やっぱりディズニーなんですねw
ハロウィンはもともと外国でメジャーだった季節イベントの一つ。
日本では1990年代前半までハロウィンに関するイベントなどはほとんどありませんでした。
しかしディズニーランドが1997年にハロウィンイベントを初開催!
ディズニーはハロウィンやクリスマスなどイベント時期の観光客ってすごいですよね。当時もものすごい混雑だったと思います。
ディズニーランドのハロウィンイベントに参加した数万人が口コミでとても楽しかったよと周りに伝え、さらにそれに興味を持った人がディズニーランドへ行く。そしてまた口コミが広まる。そんな連鎖で日本におけるハロウィンの認知度が少しずつ高まってきたとされています。
ディズニーが世界の中心かって感じですねw
トリックオアトリートにお菓子業界が参入!
そしてさらに日本でのトリックオアトリート文化を広めたのは、お菓子をあげるという習慣に目を付けたお菓子業界です。
それまではハロウィンに関するお菓子などスーパーなどでは目にすることなんてありませんでしたが、2000年あたりからかかぼちゃのお化けのジャックオランタンをかたどったお菓子や、おばけをかたどったチョコレートなどなど。スーパーやコンビニでどんどんハロウィンスイーツが増えていきました。
2002年になるとディズニーランドだけではなく、USJでもハロウィンイベントをスタート!
そしてディズニーランドも当初のハロウィンイベントをさらに充実させ、ハロウィンの期間はみんな仮装してディズニーランドに来よう!と子供だけでなく大人でも仮装を楽しめるようなマーケティング戦略を打ち出しました。
そして子供だけではなく大人も仮装を楽しむ文化が広がり、ここから爆発的に日本にハロウィンが普及したとされています。
トリックオアトリートと言いお菓子をねだるのは子供のお仕事ですが、その子供にお菓子を買うのは大人の役目。大人の心を掴んだ方が確実にマーケットが広がっていきますよね!
SNSの普及とコスプレ人気で経済効果がうなぎ上りに
そしてここ数年ではFacebookやInstagram、TwitterなどSNSの普及によってハロウィンの経済効果がうなぎのぼりになっています。
ハロウィンスイーツは味だけではなく見た目も可愛いものが多く、写真を撮ってインスタや Facebook にアップする人がたくさん。そしてそれを見た人が買いたいと思ってさらにハロウィンスイーツを買いに行く。
この現象の繰り返しによりハロウィンスイーツの売り上げは爆発!
そして最近の渋谷などハロウィンといえば仮装を楽しむ人が増えたことも大きいです。
普段はコスプレをしない人でもハロウィンは別、ということでお化けや魔女など色々なものに大人も子供も変装します。
お菓子と比べて コスプレ衣装は単価も高いので経済効果に与える影響は非常に大きいですよね!
そんなハロウィンの経済効果はここ数年でバレンタインデーを抜き去り、約1200億円になると言われています。
もちろん前後の期間はありますが、たった1日のお祭りのためにここまでの経済効果ってかなり凄いですよね(^^;)
トリックオアトリートの意味と由来は?
トリックオアトリートの由来は、もともとキリスト教の信者の方が行なっていたソウルケーキという風習だと言われています。
キリスト教において11月2日は死者の日とされており、 お亡くなりになった方が無事に天国に行けるよ に祈りを捧げる儀式を行います。
死者に祈りを捧げる際に家ではソウルケーキと呼ばれるケーキを用意します。
そして、家を訪問してくるクリスチャンたちにケーキをプレゼントすることにより、そのお返しとして亡くなった人へ祈りを捧げてもらう習慣がありました。
ただソウルケーキを用意していない場合、家を訪れてもらっても死者に対して祈ってもらうことはできず、亡くなった方の魂はさまよい続けいたずらをするとされていたそうです。
つまり”ソウルケーキを差し出さないならば祈りを捧げないぞ”ということです。
それが現在のハロウィンの合言葉であるトリックオアトリートの起源であるとされています。
現在ハロウィンにおいて子供がおばけの姿に火葬するのは、この亡くなった人の魂を表し、子供がいたずらをするというのは亡くなった人の魂が悪さをするということに起源、お菓子はもともとソウルケーキであったということになりますね。
詳しくは別記事にまとめましたので良かったらご覧ください☆
トリックオアトリートと言われた時の返し方は?
ではトリックオアトリートと突然子供に言われてなんて返せばいいんだろう、なんて返し方に迷ってしまうこともありますよね。
私も今突然言われたらなんて返すんだろうと迷ってしまいますw
という事で今年のハロウィンに備えて予習です(^^*)
基本的には「トリックオアトリート(Trick or treat)!」 と言われたら「ハッピーハロウィン(Happy halloween)!」と返すのが一般的な返事です。
「楽しいハロウィンを過ごしてね」という意味になります。
ただハッピーハロウィンが一般的な返し方ではありますが、基本的に返し方は自由であるとされています 。
なので trick or treat(いたずらかお菓子か)って聞かれているので、
「Treat(お菓子をあげるよ)!」
や
「Trick(いたずらして)!」
って返すのも全然アリなんですよね。
いたずらされるのとお菓子をあげるのだったら普通はお菓子をあげるよと返事をしてしまいますよね。でも、ちょっといたずらも気になる♡
そんな時子供にいたずらされたかったら”トリック”って返してみましょう!可愛いいたずらをしてくれるかもしれませんね 。
トリックオアトリートを断るとどうなる?
さてトリックオアトリートとお菓子を子供にねだられたとしても、もちろん断ることもできますよね。 トリックオアトリートを断ったらどうなるんでしょうか?
もちろんその意味の通りいたずらされちゃいますよ!
日本では一般の家庭がハロウィンでいたずらされるということはほとんど聞きませんが、ハロウィンの本場アメリカや海外においては結構激しいイタズラをされる家も多々あるんだとか。
最もポピュラーないたずらとしては
・生卵を玄関に向かって投げられる
んだとか。当たったらめっちゃ嫌ですよね、掃除大変そう…。
他にも、
- 玄関先に飾ってあるかぼちゃの飾りをトイレットペーパーでぐるぐる巻きにする
- ホイップクリームをあちこちにばらまく
- 水鉄砲で攻撃する
- 水風船を投げる
など、結構激しいものも諸外国ではいたずらとして多いようです。
日本ではありませんがそんな習慣がある国もあるなんてびっくりですよね!
本場アメリカでのトリックオアトリートのルールは?
そんないたずらされたくないって思う人もいますよね。
アメリカの多くの地域では、ハロウィンの日は子供たちを歓迎するためにお菓子の用意がある家は玄関の明かりをつけて子供を受け入れるのがルールだそうです。
なので仮装をしてパレードをしている子供たちは、明かりのついている家を目印にしてその家を順番に回って行きます。
最近はブームでハロウィンが盛り上がっていますが、そんな風潮が嫌だとハロウィンが嫌いな人だっているはずですよね。
なのでハロウィンの日でも玄関の明かりを消してさえおけば子供たちが来ることはありませんし、家で静かに過ごすことが出来ます。
このようにルールづけされていると、きちんとお互いに配慮しながら楽しめるのでいいですね!
日本ではそこまで決まりがまだなく悪いニュースがハロウィン付近になると流れたりすることがよくありますが、子供達にとって楽しいイベントになりますようにと私は心から願っています。
我が家はマンションなので玄関の明かりはありませんが、万が一他の家の子供がトリックオアトリートと言ってお菓子をねだってきたら快く歓迎し、何かお菓子もあげたいと思います(^^*)
トリックオアトリートにおすすめのお菓子は?
たくさんの子供にお菓子を配ることを想定しなきゃいけないハロウィン。
トリックオアトリートと言われて渡すのは、どんなお菓子がいいんでしょうか?
やっぱり一番は小分けにされているてつ一つが小さいお菓子だと思います。
子供達はかぼちゃの形をした入れ物やバケツなどを持っていることが多いので、そこにさっと入れられるようなものがいいですね!
ハロウィン用のお菓子は楽天通販でまとめ買いがおすすめ
ハロウィン用のお菓子はスーパーなどでも売っていますが今は通販の方が種類が多くて便利ですね。
私も子供用のイベントのお菓子はよく楽天で買っています♪スーパーでは見かけないものもあるので見ているだけで楽しいですよ!
また家でパーティーをするにはミスドのハロウィンドーナツもおすすめです♪
ハロウィンのトリックオアトリートはいつから始まったの?意味や由来、返し方やおすすめお菓子は?まとめ
日本で爆発的に広まったきっかけやトリックオアトリートを広めたメディアがいずれもディズニー説が濃厚というのはどこかうなずけますよね。
また、トリックオアトリートは単なるハロウィンの合言葉ではなく、由来や起源を知ると少し意外な気もしませんでしたか?
娘が2歳になりようやくハロウィンを楽しめる年齢になったので、我が家も今年のハロウィンは盛大にパーティーしたいと思います!
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