おもちゃが片付かない!とイライラした毎日を送っていませんか?
子供は5秒あれば一気に散らかすことが出来る生き物とはわかっていても、中々お片付けを習慣化して部屋をスッキリした状態に保つのって難しいですよね。
私自身も3歳&1歳の散らかし放題キッズをワンオペで育てている身でして「あぁ…今日もおもちゃが片付かないまま寝てしまった…」と自分にも子供にもイライラした日々を送っていました。少し前までは。
でも、ちょっとしたコツさえつかめば完璧に綺麗な部屋は難しくても「パッと見それなりに綺麗な部屋」なら十分自分も子供もストレスなく習慣化する事が可能です。
今回の記事では、
- おもちゃが片付かない事でイライラする前に考えるべきこと
- おもちゃの片づけを習慣化する簡単ルール
について詳しくまとめてみました。
おもちゃで部屋が片付かないとイライラしているママは、この記事を読んで「自分は難しく考えすぎていたかも」と考え方を変える事ができ、明日からのおもちゃ片付けストレスが軽減されるはずです。
難しいことは一つもありません。子供と一緒にお片付けをゲーム感覚で楽しんでいきましょう!
おもちゃが片付かない!イライラする前に抑えておくべき3つのポイント
おもちゃが片付かないからと言ってイライラするのは逆効果。
子供はママの反応をよく見ているので、ママがイライラしているのをわかって反応を楽しんでしまったりさえします。
おもちゃが片付かないとイライラする前に、以下の3つのポイントを押さえておけば感情のコントロールが可能です。
- 子供が片づけないのには「理由」が必ずある
- 最初からきちんと片づけられる子供はいない
- 完璧を目指してはいけない
一つ一つ詳しく説明していきますね!
子供が片づけないのには「理由」が必ずある
子供が片づけないとイライラする前に、まずは子供の様子をよく観察してみるのが大切です。
ちゃんとお片付けしようね!
でも散らかしたのはジロー(弟)だから!
と弟のせいにしてごまかす姉。(一緒に遊んでたのに…)こんなやり取りは2人以上姉弟がいる場合よくある光景ですよね。
毎日こんな感じだとついイライラしてしまいがちですが、今日は5秒ほど深呼吸してよーく子供の様子を観察してみてはどうでしょうか。
子供には子供なりの片づけたくない「理由」があるはずです。
我が家のケースで言うとお片付けをしようねと言ってしばらく経った後にまだ片づけないので既に言葉が喋れる上の子に対して、
どうしてお片付けしたくないの?
と、理由を聞いてみました。
帰ってきた回答は、
ママと一緒にお片付けしたいの!
でした。どうやら娘は一人で片づけをするのが寂しく、私と一緒に片づけをしたかったみたいでした。
最終的には一人でお片付けできるようにならなければいけないとは思いますが、年齢的に考えてもまだそれが難しいというのにも納得。一緒にお片付けをしてみると、きちんと最後までジグソーパズルやブロックなどこまごましたおもちゃも整理整頓してくれました(^^*)
これはうちの娘の例なので、他にも色々な理由があると思います。
- 片づけるのが面倒くさい
- 片付ける場所がわからない
- 散らかすこと自体が楽しい
- 遊びに夢中でつい片づけを忘れてしまう
- 単純に疲れていてやりたくない
などなど。
子供の気持ちに寄り添ってみるのが、遠回りなようで片付けの最短ルートだったりするんですよね。
最初からきちんと片づけられる子供はいない
最初から完璧に片づけられる子供はいません。
出来ることがまだ少なかった赤ちゃんのうちは、おもちゃを散らかされてもママがイライラすることはなかったはず。
でも、1歳を過ぎたあたりから少しづつ意志の疎通やお片付けについても「ないない」といってやり始めたりなどすると、つい過剰な期待を子供に向けてしまいがちです。
特に出来る事が増え世間への理解がグッと増す2歳~3歳児は要注意。親がどうしても「できる」と思い込みがちになってしまいがちなんですよね。
我が家の失敗談
私の失敗談なのですが、とにかく上の子がませていて弟が出来た事もありしっかりしてきたのでつい色々な事を期待してしまったんです。
- 弟の面倒をみて一緒に遊んでくれる
- お片付けが自然と出来る
- ママの状況を察してくれる
今思えばなんて私は自己中心的な考えをしていたんだな…と反省しかありません。
子供への期待は無意味どころか有害です。期待するのではなく一緒に考えて寄り添う気持ちが大切だと今は本当に思います。
完璧を目指してはいけない
完璧主義なママほどおもちゃが床の上に一つも落ちていない綺麗なリビングや子供部屋を目指しがち。
でも、それって誰得でしょうか?
完璧を目指してイライラするくらいなら散らかり放題でおおらかな心を持った方が子供はのびのび育ちます。(もちろん、完璧に出来てしまうスーパーママもいますがそれは置いておいて…)
子供一緒にお片付け名人に!おもちゃ収納のおすすめルール3選
では、実際に私がおもちゃが片付かないと嘆くイライラママから、子供と一緒にお片付け名人になれた3つのおすすめ収納ルールをご紹介していきたいと思います。
- 片付ける「時間帯」を決める
- 片づける「場所」を決める
- ごちゃごちゃおもちゃは「ざっくり」とまとめる
片付ける「時間帯」を決める
常におもちゃを整理整頓された状態にしておくのは事実上不可能です。
なぜなら子供は5秒で散らかせる生き物だから。
ただ、いつも散らかしっぱなしではいつまで経ってもお片付けの習慣はつきません。
そこでおすすめなのがお片付けの「時間帯」を決めること。
それぞれのご家庭の事情があると思うので、基本的にいつでもOKです。(おすすめは朝or夜)もちろん、出来るのであれば複数片付けタイムを設定すればよりお片付け名人に近づきます!
おすすめは「就寝前」
我が家では夜寝室に行く前に絵本を読む習慣があるのですが「お片付けしたら絵本を読もうね」と言って就寝前に娘にお片付けを頼んでいます。
娘は絵本が大好きなので1日最低でも3冊は読むこともあり「お片付けのあとは絵本タイムだ!」と楽しみが待っている影響か、特に嫌がることなく積極的にお片付けの習慣をつけることができました。
ただ、あまりに散らかりがひどい場合は娘が投げ出してしまう事もしばしば。そうすると「ママ一緒にやって~」と頼んでくるので、そんな時は手を差し伸べて一緒にお片付けを楽しみます。
大抵の場合、
- プラレール
- ブロック
- おままごとグッズ
のような数が多いおもちゃが散乱しているケースは一人でやるのが大変のようで諦められがちです。そんな時に登場するのが秘儀「どっちが多く集めれるかゲーム」。
子供って何かと競争好きじゃないですか?基本負けず嫌いですよね。
どっちがブロック多く集められるか競争だ!よーいドン!
ハナコの勝ち~!
子供にお片付け=楽しいものという感覚を持ってもらえれば、よりルール化しやすくなります。
また、夜寝る前におもちゃを片づけてリセットすると、朝起きた時に部屋が綺麗な状態なので気持ちよく1日をスタート出来るのでおすすめです。
疲れている時や時間が遅くなった時はやっていません。なんでも「絶対」ではなく、臨機応変に状況に合わせていくことが大切だと思っています。
片づける「場所」を決める
次に、やるべきことはおもちゃを片づける「場所」を決めること。
保育士さんに聞いたのですが、子供は片づける「場所」をわかっていないケースが実はものすごく多いらしいです。
特に今までおもちゃを決まった場所に片づけずごちゃ混ぜにしていた場合や、ママの中での片付けルールがきちんと子供に伝わっていない場合などが良い例です。
子供は言葉で伝えるよりも目に見える形で分類するのが理解しやすいので、写真やイラストなどで収納する場所をきちんと理解してもらうのが有効なんだとか。
因みに保育士さん的には写真<イラストだそう。写真だとアイテムが限定的になってしまうので、イラストでざっくりジャンルを分けてお片付けするのがおすすめだそうです!
我が家ではわかりやすいように、イラストをおもちゃの収納ケースに貼って分類しています。(※1歳長男に剥がされないように結構がっちり貼るのがポイント。笑)
分類は、
- 絵本
- プラレール
- ブロック
- こどもちゃれんじ(※最近撤収中)
- おままごと
- ぬいぐるみ
- 音の出るおもちゃ
- その他
と言った感じです。
あまり細かく分類しないのがポイント。子供が覚えられるのはせいぜい10個くらいまでが限界かなと個人的に思います。
ごちゃごちゃおもちゃは「ざっくり」とまとめる
おもちゃが片付かない原因は、どのジャンルにも属さないごちゃごちゃしたおもちゃ。
これが一番イライラの原因になりがちです。
そんなおもちゃは無理してカテゴライズせずに「ざっくり」とまとめてしまいましょう!
我が家で大活躍の「ハチさん」がいます(笑)
これが、我が家で収集がつかないおもちゃをざっくりしまうための優秀アイテムです。Dadwayのセールで買った1,000円くらいのこのハチさん、容量が多いのでポイポイおもちゃを片づけられてとても便利です。
子供部屋の雰囲気にもあうので、インテリアとしても十分機能するすぐれものアイテム。
たまにジャーっと子供が中のおもちゃを出してハチさん自体をかぶって遊ぶこともありますが「まぁ、そんな時もあるよなと多めに見ています」。笑
遊ぶおもちゃだけ出してと頼むけど、100%は期待しないようにしてます!
【補足①】子供には難しいおもちゃは大人が管理することも
我が家は夫婦そろって電車好き、2人の子供はトーマスマニアということもあり大量のカプセルプラレールトーマスがあります。
でも、ガチャガチャのような小さなおもちゃは個数が多くなると絶対に子供は管理できませんし、下の子が小さい場合は誤飲する恐れもあり子供に片づけを任せるのはある意味危険です。
このような子供には扱いが難しいけど遊びたいおもちゃは、適切な年齢に到達するまで我が家では親が管理するルールを設けています。
遊びたい時はママかパパに言ってもらうシステム&終わったらその場でお片付けなので散らかりにくく、細かいおもちゃの管理にはおすすめですよ!
【補足②】片付かないからと言って勝手に捨てるのはNG
子供になかなか片づける習慣がつかないからと言って、断りなく捨てるのは絶対にNGです。それがたとえ大人から見てゴミ(失礼)のようなおもちゃでも、子供にとっては宝物な事もありますからね。
先日もチョコの入っていた紙袋を娘がお買い物バッグとしておままごとを楽しんでいたところ、ボロボロになって置かれていたのでもういらないかなと思って捨ててしまったところ「私のお買い物バッグ~!!!大事にしてたのに~!!!」と大泣きされてしまいました。
大人だって自分が大切にしているものを勝手に処分されたら悲しいですよね。
大人にとってのごみと子供のおもちゃは紙一重。それがたとえプリンの空き容器でも子供が大切そうに使っていたならば、ひと声かけてから処分するようにしてあげましょう♪
【補足③】おもちゃが増えすぎたと感じたら「入れ替え制」がおすすめ!
子供のおもちゃは欲しいものを買っていたり貰い物でどんどん増えていきますよね。
増えすぎたおもちゃは部屋が片付かない大きな要因の1つ。けれども、まだ断捨離には早く捨てるのは忍びないという場合におすすめなのが「入れ替え制」のシステムです。
我が家では定期的におもちゃを入れ替えています。
おもちゃの半分くらいを押し入れの収納ケースに入れておき、2週間くらいのサイクルあるいは子供からのリクエストがある際に既に出ているおもちゃと入れ替えるだけというシンプルな方法です。
これで子供部屋のおもちゃが一定数のまま保つことができるので、おもちゃが増えてしまったけれども断捨離で捨てるのにはまだ早いという場合にはとてもおすすめの方法です!
入れ替え制を採用したら、おもちゃを片づける手間が半減してイライラも少なくなりましたね♪
▼【参考】ラベリングはp-touch cubeを使ってます♪
【まとめ】片づけられる子供になるかは親の取り組み次第
今回の記事の内容をまとめると…
- 子供には片づけない理由がある
- 完璧な片付けを求めない
- 片付けの「時間帯」を決める
- 片付けの「場所」を決める
- ごちゃごちゃおもちゃは「ざっくり」管理
おもちゃが片付かないとイライラする前に、まずは親として出来るスモールステップから始められたらいいですね♪
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