東京都・練馬区にある遊園地「としまえん」が2020年8月31日に閉園することが発表されました。
近隣住民としては悲しい反面、新しくハリーポッターの施設が出来るとのことで楽しみでもあります。
ただ、気になるのがとしまえんの代名詞でもある回転木馬「カルーセルエルドラド」の今後。一体、どうなるのでしょうか?
ということで、今回の記事ではカルーセルエルドラドの今後について3つの可能性についてまとめました。
カルーセルエルドラドの今後がどうなるのか気になっている方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
カルーセルエルドラド、今後はどうなる?
としまえんの閉園が正式決定し、気になるのがカルーセルエルドラドの今後。
現時点で考えられる3つの可能性について私的考察をまとめました。
①別の遊園地に移転される
まず、最も可能性が高いと思われるのは、別の遊園地に移設させる手段です。
調べてみたところ、カルーセルエルドラドはもともととしまえんに最初から存在していたわけではありませんでした。
1907年にドイツで誕生、最初は移動遊園地で数年使用されたのち、1911年にアメリカの遊園地「コニーアイランド」へ移設。そして、としまえんに移転されたのは、1971年のことです。
移動手段が発達していない時代でもあの大きなエルドラドを運べるわけですから、今の時代に運べないということはありませんよね。
また、過去二度も遊園地を移動してきたカルーセルエルドラドは、機械遺産としてもとても価値があり人気も不動のものだと考えられます。なので、三回目も引き取り施設が見つかる可能性も高いでしょう。
②廃棄される
残念ながらとしまえんの閉園により、カルーセルエルドラドが廃棄される可能性も存在します。
ただ、カルーセルエルドラドは単なる回転木馬ではありません。
- 日本に現存する遊戯機械の中で最も歴史がある
- 世界的にも最古級の回転木馬である
- としまえんの閉園で惜しむ声が多くある
これら3つの要素を考慮すると、個人的には廃棄される可能性は低いかな…と考えています。
③跡地にそのまま置かれる
3つ目の可能性に、跡地にそのまま有効活用して残されるという手段も考えられます。
としまえんの跡地に出来るのは、ハリーポッターのスタジオツアー施設です。個人的にカルーセルエルドラドは、ハリーポッターの世界観と合っていると感じているので、そのまま残してもあまり違和感がないかなという印象です。
ただ、ロンドンのハリーポッタースタジオツアーの様子を見る限りでは映画の世界を忠実に再現するのが基本スタイルのようなので、何の関係もないカルーセルエルドラドを残す可能性は0に近いのではと個人的には思います。
カルーセルエルドラドの今後について発表はある?
としまえんの段階的閉園が発表された2020年2月の時点では、西武鉄道の回答は「何も決まっていない」との事でした。そして、2020年6月現在も、新たなプレスリリースは出されていません。
また、としまえんの運営会社である(株)豊島園からも、カルーセルエルドラドが今後どうなるかについては発表がありません。
カルーセルエルドラドの今後について決まり次第おそらく発表があると思いますので、随時最新情報を追記していきたいと思います!
カルーセルエルドラドを残して欲しい
最後に。
練馬区に引っ越してきて約2年、この短い期間でしたが幼い我が子と一緒に乗った初めての回転木馬がカルーセルエルドラドでした。
最初は怖がっていた子供も、今ではノリノリで何回も乗るように。そんな思い出をもつ親子や、何らかの思い出を持つ人たちはきっとたくさんいるはずです。
今回のとしまえんの閉園は残念ですが決定した事はしかたないので、その象徴ともいえるカルーセルエルドラドは今後また別の地で子供や大人に夢を与える回転木馬として活躍して欲しいと切に願います。
コメント