【新型コロナウイルス】スポーツジムの感染リスク&オンラインフィットネスまとめ

日本でも猛威を振るう新型コロナウイルス。日に日に増えて行く感染者に対し、全国的に外出を控える国民が増えているのが現状です。

運動が好きな方はスポーツジム通いをしてストレス発散したいという方も多いのではないのでしょうか？適度な運動は免疫力UPにも効果的です。

しかし、気になるのはスポーツジムでの感染リスク。

実際に感染された方で共通のスポーツジムに通っていたことが判明するケースも何例かあり、こんな時期に行くべきなのか正直なところ悩みますよね。

3月1日22:00追記：政府からジム利用の自粛要請の発表がありました。やはり集団感染のリスクが高いようです。

ジム、ビュッフェ自粛要請　首相、北海道にマスク配布 https://t.co/eqIJ4Qm4qH
— 47NEWS (@47news) March 1, 2020

今回の記事ではスポーツジムの感染リスクや各社の予防対策、また、自宅で出来るオンラインフィットネスについてまとめました。

【新型コロナウイルス】スポーツジムで感染拡大も
【新型コロナウイルス】スポーツジムは感染リスクが高い？
【新型コロナウィルス】スポーツジム各社の感染予防対策まとめ
【おすすめ】感染リスク0。オンラインフィットネスがアツい！
- 【2020最新】おすすめオンラインフィットネスベスト3

【新型コロナウイルス】スポーツジムで感染拡大も

日本でも新型コロナウイルスの市中感染が始まり、全国各地で感染者が連日発表される動きが出ています。

報道の中で千葉県と名古屋市で感染した複数の新型コロナウイルス患者の方が同じスポーツジムを利用していたことがわかりました。

▼千葉県の例

【感染者ジム利用濃厚接触600人】https://t.co/yDL15bs0wj
千葉県は、県内でこれまで新型コロナウイルスを発症した人のうちの3人が、市川市の同じスポーツジムを利用していたと発表した。利用した約600人を濃厚接触者として、健康観察などを行っていくという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 25, 2020

▼名古屋市の例

名古屋市発表は一貫して「屋内施設」。スポーツジムとは開示しない。
名古屋市によりますと、市内に住む50代から70代の男女５人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。… https://t.co/HF7l1kIanV
— イトちゃん (@ito_hideo) February 26, 2020

千葉県は「スポーツジム」と公表していますが、名古屋市は一環として「屋内施設」と報道しています。しかし、検索すると複数の名古屋市内のスポーツジムで感染者が出ている事が明らかになっています。

【新型コロナウイルス】スポーツジムは感染リスクが高い？

ついに政府から自粛要請が出たジム利用。

気になるスポーツジムの新型コロナウイルスの感染リスクにはどんな点があるのか、まとめてみました。

スポーツジムの感染リスクのポイントは3つ。

密閉された空間
密度の高い器具配置
トレーニングマシンの使いまわし

密閉された空間

スポーツジムのように密閉された空間においては、空気が循環せずせきやくしゃみなどの飛沫が生じない場合においても感染リスクがあるとされています。

「閉鎖空間の近距離で多くの人と会話するなど、一定の環境下であれば、せきやくしゃみがなくても感染する危険がある」
引用元：新型コロナウイルス感染症対策の基本方針 – 厚生労働省

ゆこママ

実際に韓国では宗教法人の礼拝で集団感染が起きたりしています。密閉空間ではウイルスが逃げ場を失い、感染リスクが高まるとのことです。

スポーツジム全体においても密閉空間ですし、レッスンなどではさらに小さな空間で数十人が同時にレッスンを受講する事になります。

新型コロナウイルスは感染しても無症状な人も一定数いるので、可能であれば込み合ったレッスンなどは避けた方が良いかもしれませんね。

密度の高い器具配置

厚生労働省の発表によると、濃厚接触は「必要な感染予防策なしで手で触れること、または対面で会話することが可能な距離、目安として2メートル以内で接触した方など」と定義されています。

スポーツジムのランニングマシンの配置を見てみると、数十センチ間隔で並んでいる事がわかります。飛沫は1メートル～2メートル程度飛ぶ可能性があるので、隣の人もし感染者でくしゃみや咳をしたら飛沫感染のリスクはかなり高いものになるそうです。

感染症学が専門中原英臣医学博士「もし感染している人が、ここで大きなせきをすれば、それは2メートルくらい離した方がいい」
引用元：スポーツジムの何が｢高感染リスク｣か…“使い回し”の器具？汗？専門家と検証(https://www.fnn.jp/posts/00432845CX/202002262325_CX_CX)

トレーニングマシンの使いまわし

最後に、トレーニングマシンは不特定多数で利用するため接触感染のリスクがあります。

特にトレーニングマシンなどのツルツルした金属面ではウイルスが生き延びやすいとされているので、使用した後に目や鼻を触ったり、自身のタオルで拭いたりするのはかなりリスクが高いと言えるでしょう。

感染症学が専門中原英臣医学博士「もし彼女が感染しているとしたら、この手にウイルスが付いている可能性がある。こういうスベスベした金属の方が、感染力が持続するんです。ですから、こういう状態でもしウイルスが付くと、後からやった人が同じように持つと、接触感染する可能性がある」
引用元：スポーツジムの何が｢高感染リスク｣か…“使い回し”の器具？汗？専門家と検証(https://www.fnn.jp/posts/00432845CX/202002262325_CX_CX)

スポーツジムの感染リスクは？

スポーツジムの密閉空間は確かにハイリスクと思われますが、飛沫感染や接触感染のリスクは身の回りにいくらでもある状況です。

電車のつり革、スーパーのカート、ドアの手すり、エレベーターのボタンなどなど。全てを気にしていたら、家の中から一歩も出ない生活になってそれこそストレスなど別の疾患で苦しむことになりかねません。

一番大切なのは「こまめな手洗い」だと、繰り返し報道でも伝えられています。何かを触ったら家に帰ったあとすぐに手を洗ったりアルコール消毒したり、少しの心がけでスポーツジムに通ったとしても感染リスクは減らすことが可能です。

感染症学が専門中原英臣医学博士「手を気をつけましょう。接触感染が一番多そうですから。家に帰ったら消毒して手を洗うことをちゃんとすれば、そんなに心配する必要はない」
引用元：スポーツジムの何が｢高感染リスク｣か…“使い回し”の器具？汗？専門家と検証(https://www.fnn.jp/posts/00432845CX/202002262325_CX_CX)

ゆこママ

家に帰ったらすぐ手を洗うのも大切ですが、スポーツジムを利用している最中に手で目や鼻をこすったり、手を洗わずに何か物を食べたりしない事も大切です。

【新型コロナウィルス】スポーツジム各社の感染予防対策まとめ

では、実際にスポーツジム各社がどんな感染予防対策を取っているのかについてもまとめました。

ティップネスの新型コロナウイルス感染予防対策

ティップネスは2020年2月27日付で新型コロナウイルスに対する感染予防対策を発表しています。

弊社の新型コロナウイルスの対応につきましては、行政機関等の情報を収集した上で、その指導があった際には速やかに対策をとることとしております。その上で、自主的に下記の通りの対策を実施しております。
・施設は消毒液を活用した清掃を徹底しております。また、お客様が使用できるように、マシン器具などの清掃用に消毒液を設置しております。
・お客様用の手指消毒液を原則設置としておりますが、在庫が不足しており一部、入手困難な店舗がございます。
・ウイルスが飛散する可能性がある為、一時的にエアータオルの使用を停止しております。
・従業員に対して手洗い、うがいの徹底を指示し、３７.５℃以上の発熱時には勤務させておりません。またマスクについては、お客様や本人の体調管理のため着用を認めております。　　
・体調の優れないお客様へは施設のご利用を控えていていただくようにご案内しております。
引用元：ティップネス公式サイト

エアロゾル感染も指摘されているので、エアータオルも停止されているようですね。

コナミスポーツの新型コロナウイルス感染予防対策

コナミスポーツも2020年2月28日付で新型コロナウィルスの感染予防対策を公表しています。

会員の皆様におかれましては、日頃より弊社施設をご利用いただき誠にありがとうございます。
このたびの新型コロナウイルスに関して、これまで弊社施設におきましては、アルコール除菌剤の増設、館内除菌清掃の強化等を行っておりますが、引き続き、行政機関等の指導に則り、適切に対応してまいります。
また、施設のスタッフにおいては、以下の対応を行っております。
・出勤前の検温を実施し、万一異常が見られる場合には、出勤を禁じています。
・手洗い、うがい等、感染予防に努めております。
・勤務中のマスクの着用を行わせていただく場合があります。
会員の皆様におかれましても、ご自身の健康管理にご留意いただくとともに、咳（せき）・発熱等の症状が見られたときは、施設のご利用をお控えいただきますよう、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
引用元：コナミスポーツ公式サイト

また、本日(2020年2月29日)付で以下のサービスを3月2日(月)～3月15日(日)の間停止する事を決定しています。

スタジオプログラム
プールプログラム
大人スクール

ゆこママ

いずれも密閉空間だったり濃厚接触の可能性が高そうなプログラムですね！レッスン系はやはり感染リスクが高そうです。

セントラルスポーツの新型コロナウイルス感染予防対策

セントラルスポーツも2020年2月26日付で新型コロナウイルスに対する感染予防対策を発表しています。

現在、新型コロナウィルスの感染が大きく取り上げられていますが、風邪やインフルエンザに見られる発熱やせきなどの症状がある方は、症状が治まるまでご利用を控えて頂きますようお願い申し上げます。
また、感染症の予防には「手洗い」「うがい」の励行と規則正しい生活（食事・睡眠）が大切です。皆様におかれましてもご自身の体調管理に十分お気を付け下さい。
当クラブでは、厚生労働省新型コロナウィルス感染症専門家会議などの見解に基づき、以下のような対策をとり皆様に安心、安全にご利用頂けるよう努めて参ります。
スタッフは出勤時に全員検温し体調確認を行っています。
スタッフは毎時必ずうがい・手洗いを実施します。
ご来館者様用に消毒用薬品を設置し、スタッフも定期的に使用します。
お客様が直接手の触れる箇所は、館内定期巡回時などに殺菌消毒します。
スタッフが業務中マスクを着用させて頂くこともありますので、あらかじめご了承ください。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
引用元：セントラルスポーツ公式サイト

スポーツジム各社の新型コロナウイルス感染予防対策まとめ

スポーツジム各社の新型コロナウイルスの感染予防をまとめると…

利用者側

体調不良の際(発熱、咳、鼻水等)は利用の自粛を求める

施設設備面

アルコール消毒液の設置
定期的な器具の除菌対応
エアータオルの一時停止
一部レッスンプログラムの休止(期間限定)

スタッフ対応

検温等で体調不良者は出勤しない
手洗い・うがいを定期的に実施
場合によりマスクの着用

と、全体的に統一されている傾向がみられます。

ゆこママ

自粛要請が出たので、営業休止の判断をするスポーツジムも出てくるかもしれませんね。

【おすすめ】感染リスク0。オンラインフィットネスがアツい！

最近では宅トレも流行っていますし、自宅で出来るオンラインフィットネスのサービスも充実しています。

ジムor宅トレどっちがダイエットにおすすめ？各メリットと選び方

新型コロナウイルスの収束もまだ見えない段階なので、なるべくであれば感染リスクをこの時期は減らしていきたいもの。

ということで、自宅で楽しめて感染リスク0のおすすめオンラインフィットネスについてもまとめました。

【2020最新】おすすめオンラインフィットネスベスト3

1位：ソエル(SOELU)

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