数ある子供向け絵本のサブスクリプション(定期購読)。でも、種類が多すぎてどれを選んだら良いのか正直迷ってしまう部分もありますよね。
自分の子供にどんな知育をしてあげたいかで選ぶサービスも違ってくるので、特徴などを理解してより子供に合った絵本のサブスクリプションを選んであげたいのが親心というもの。
今回の記事では、子供向け絵本のおすすめサブスクリプション10選をご紹介したいと思います。(※リンクをクリックすると記事内の該当箇所へジャンプします。)
国内外の絵本の定期購読や電子絵本の読み放題などそれぞれ特徴があるので、ママ&パパが選ぶ際の参考にしていただければと思います♪
子供向け絵本のおすすめサブスクリプション10選
それでは、子供向け絵本のおすすめサブスクリプション10選を紹介していきたいと思います!
今回の記事で取り上げるのは下記の定期購読&読み放題サービスです。(※リンクをクリックすると記事内の該当箇所へジャンプします。)
一つ一つサービスの特徴について紹介していきますね!
安定感抜群のサブスク「絵本クラブ」
月額料金 (送料) | 冊数 | 対象年齢 | 配本の特徴 |
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2,000円~2,800円程度 (+594円) | 2~3冊 | 0歳~6年生 | 有名国内絵本中心 |
様々な特徴を判断して最もおすすめの絵本サブスクリプションは「絵本クラブ」です。
絵本選びのポータルサイト「絵本ナビ」が運営する定期購読サービスで、利用者が多く口コミや評判も高いのが最大のポイントと言えるでしょう。
絵本クラブの良い点
- 定期購読のコースが充実している
- 定番絵本や知名度の高い作品が多い
- 子供の名前で絵本が届く
定期購読のコースが充実している
絵本クラブの定期購読は4つのコース設定が可能。
- 年齢別コース
- パパ向けコース
- 大人コース
- プレママコース
年齢別コースでは0歳から小学6年生まで1年ごとに配本が設定されているので、子供のその時期にとって最も適切な絵本が届けられるので安心です。
個人的にユニークだなと感じたのはパパ向けコース。普段仕事で忙しくて中々子供との時間が取れなかったり赤ちゃんとの接し方がわからないというパパも多いのではないのでしょうか?
このパパ向けコースでは「ママよりもパパが読むと面白い絵本」がセレクトされているから面白いです。スゴイと感じたのはオフィスにも届けてくれてそのままお土産として買って帰った風に出来る事。子供もパパと絵本の帰りを楽しみに待つ素敵な習慣になりますよね!
また、プレママコースという妊婦さん向けの定期購読があるのはこの絵本クラブだけ。お腹の赤ちゃんのために絵本を読みながらゆったりとした時間を過ごしつつ、出産後はコースを切り替えて利用が出来るのもいいですね。
定番絵本や知名度の高い作品が多い
偏りがなく色々な絵本を読ませてあげたいと思う反面、あまりにもユニークで個性的すぎる作品ばかり届けられても少し残念な気がしてしまいますよね。
絵本クラブのサブスクは国内外の作品を問わず、偏りのない配本が特徴です。
知名度が高い人気絵本やロングセラーの作品、そして割と新しい本までとてもバランスの良い内容になっていますので、買って無駄になるという事が基本的にはないと私は思います。
子供の名前で絵本が届く
絵本クラブの素敵な点は、子供の名前で絵本が届くこと。
文字が読める年齢のお子様はもちろんのこと、まだ言葉を喋れない赤ちゃんや文字が読めない幼児でも「自分のためのもの」ってなんとなくわかるものなんですよね。
絵本クラブの悪い点
- 年間購読料が高い
- 月額料金が月によって異なる
年間購読料が高い
いいことづくめのような絵本クラブのサブスクリプションですが、唯一デメリットを用意するのであれば年間購読料の高さがあげられます。
絵本クラブでは1度に2~3冊、年間で30冊程度の本が定期配送されるので金額が28,000円程度となり結構な金額と思う親御さんもいらっしゃるかもしれません。
ただこのデメリットは解消する事が可能なもので、絵本クラブでは「月に1冊」など配本の多さも設定できます。(※1回1,500円未満は送料257円がかかりますが)
このシステムを利用して姉弟がいる場合は年齢別のコースを2つ設定してそれぞれのコースで配本不要のものを削除すれば姉弟で1冊づつ届けてもらう事も出来るから、兄弟げんかを予防できる意味でも嬉しいですね。
月額料金が月によって異なる
サブスクリプションサービスの良い点の一つに、月額料金が一定であることがあげられます。毎月同じ出費であれば、家計管理もしやすいですよね。
絵本クラブは残念ながら毎月一定の金額ではなく、配本によって月額料金が異なってきます。数百円レベルの誤差ではありますが、気になる人もいるかもしれません。
気軽に絵本を楽しめる「絵本のサブスク」
月額料金 (送料) | 冊数 | 対象年齢 | 配本の特徴 |
---|---|---|---|
2,480円(税抜) (無料) | 4冊 | 0歳~6歳 | 中古絵本 |
「絵本を買いたいけれど新品は高い…。」「図書館は無料で借りれるけど、行くのも選ぶのも返すのも大変…。」そんなご家庭にぴったりなの子供向け絵本のサブスクが「絵本のサブスク」です。
中古絵本4冊が毎月自宅に届くサービスで、新品の絵本サブスクリプションより格安に、送料無料でお得に楽しむことができます。
絵本のサブスクの良い点
- 新品よりも安く絵本が届く
- 図書館に行く必要がない
新品よりも安く絵本が届く
絵本のサブスクは中古絵本を毎月届けてくれるサービスのため、新品を届ける絵本サブスクよりも月額料金が比較的安めに抑えられています。
2,480円(税抜)で4冊届くので、一冊当たり約620円(税抜)!
最近の絵本は1冊1,000円前後するものが大半なので、子供にすぐに破かれたり汚されたりすることを考えると中古絵本の安さは結構魅力的です。
図書館に行く必要がない
「中古絵本でいいなら図書館にいけば?」と思う人もいるかもしれませんが、お仕事をしていたり小さな赤ちゃんを育児中だと、絵本を持って図書館を往復するのって結構大変なんですよね。
貸し借りだけでなく絵本を選ぶのにも時間がかかったり、子供と一緒だと落ち着いて選書できなかったりするので、図書館へ行く時間をカットして予め選んだ絵本を届けてもらえるのはかなりの時短につながります。
絵本のサブスクの悪い点
- 状態が気になることもある
- 時間のある人には不向き
状態が気になることもある
「絵本のサブスク」で届けられる絵本は全て中古なので、人によっては状態が気になるという事も出てくるかと思います。
私が試してみた感覚だと4冊中1冊くらいは、少し古めかしいのが混じっているなという印象でした。(それでも読めないほどの破損ではなく、中古として許容できるレベルのものです。)
時間のある人には不向き
中古絵本を自宅に届けてくれるサービスなので、何かと忙しい家庭にはありがたいサービスだと思います。
一方、図書館へ行ってゆっくり絵本を選んだり、返しに行く時間が十分にある人には正直不向きなサービスという印象です。
海外のしかけ絵本なら「World Library」
月額料金 (送料) | 冊数 | 対象年齢 | 配本の特徴 |
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1,000円(税抜) (200円) | 1冊 | 1歳3か月~7歳 | しかけ絵本を含む海外絵本 |
翻訳されたユニークな海外絵本が、毎月一冊自宅に届きます。定期購読では珍しいしかけ絵本も配本に含まれているので、見るだけでなく触っても楽しめるサービスになっています。
World Libraryの良い点
- 30ヶ国以上から厳選された絵本が届く
- 月額料金が1,000円ぽっきり
- 子供の国際感覚を養える
30ヶ国以上から厳選された絵本が届く
World Libraryの定期購読では、世界30ヶ国以上から厳選された絵本が日本語訳されて毎月届きます。
日本の絵本ですら物凄い数が多いのに、海外の作品を含めたらもう膨大過ぎて何を選んだら良いのか正直わからないですよね。そんなニーズにWorld Libraryは答えてくれるサブスクリプションサービスです。
海外の絵本はストーリーがシンプルでインパクトが大きい作品が多く、子供のリアクションも良いなと実際に私自身も感じているのも大きいのですが、World Libraryでは他の絵本サブスクリプションには少ない「しかけ絵本」も多く配送されるのが特徴。
特に月齢が小さいうちは言葉よりも見た目や動きのインパクトの方が強く印象に残るので、積極的に赤ちゃんに「つまむ・ひっぱる・とびだす」などの刺激を与えてあげる配本にWorld Libraryはなっています。
赤ちゃん自身を読み聞かせに参加させることによって、脳の活性化につながります!刺激って大切ですよね。
月額料金が1,000円ぽっきり
月額料金が1,000円と定額になっているのですが、月によっては定価が倍近い価格する絵本も送られてくるのでコスパはかなり高いです。
子供の国際感覚を養える
外国圏の絵本はその国の文化や慣習を背景にストーリーが作られているため「世界にはこんな習慣や文化があるんだよ」と子供に伝え、また興味を養う事が可能です。
日本の絵本では培う事が難しい国際感覚を、幼い頃から英語に親しみながら楽しんで親子で学べる機会を持てたら素敵ですね!
World Libraryの悪い点
- 1冊では物足りなく感じる時も
1冊では物足りなく感じる時も
World Libraryは毎月1冊海外絵本が自宅に届けられるサービスですが、なるべく自分で絵本を買わずに済ませたいというご家庭には少し物足りなく感じるかと思います。
海外絵本をWorld Libraryで、国内絵本は別のサブスクや図書館、あるいは自分で選ぶなど補完的に利用するのがおすすめです。
ワンコイン絵本サブスク「こどものとも」
月額料金 (送料) | 冊数 | 対象年齢 | 配本の特徴 |
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440円(税込) (不明) | 1冊 | 0歳~6歳 | オリジナルの新作絵本 |
そこまでコストをかけずに毎月新しい作品を子供と楽しみたいママ&パパには福音館書店の絵本サブスクリプション「こどものとも」がおすすめです。
届けられる絵本はすべて新作なので、家の絵本ラインナップと被らずに様々なテイストを楽しめるのが最大の魅力です。
こどものともの良い点
- 月額料金がワンコイン!
- コース設定が豊富
- 大人にも人気!「かがくのとも」
月額料金がワンコイン!
福音館書店の子供向け絵本サブスク「こどものとも」の月額購読料は、幼児向けシリーズであればなんと440円!ワンコインでお試し出来てしまうのです。(※別途送料は150円かかります。)
年間購読しても約6,000円程度なのでお財布にも優しく、他の子供向け絵本サブスクリプションと比較しても破格の価格設定と言えます。
コース設定が豊富
こどものともはコース設定がとても豊富なのが嬉しいポイント。
例えば幼児向けコースですと…
- こどものとも0.1.2(対象年齢:10ヶ月~2歳)
- こどものとも年少版(対象年齢:2歳~4歳)
- こどものとも年中向き(対象年齢:4歳~5歳)
- こどものとも(対象年齢:5歳~6歳)
と、未就園児だけでも細かく年齢を分けて4つのコース設定がされているので、よりこどもの「今」に合った絵本を読みきかせることが可能です。
こどものともは老舗絵本サブスクということもあり幼稚園や保育園でも採用されているケースも多く、実は私の娘が来年入園予定の幼稚園もこどものともの定期購読を行っています。
絵本教育に力を入れている幼稚園では、割と一般的みたいですね!
大人にも人気!「かがくのとも」
先ほど年齢別のコース設定を紹介しましたが「かがくのとも」という人気コースも充実していていて、これが子供だけではなく大人にも大人気なんです!
コース設定も、
- ちいさなかがくのとも(対象年齢:3歳~5歳)
- かがくのとも(対象年齢:5歳~6歳)
の2種類あり、主に幼児が対象となる絵本サブスクリプションです。
絵本を読むことにより言葉などの知識ではなく「感動」を届ける事をでテーマにした内容で、子供の心を動かしより世界を面白くなるストーリー構成になっています。
こどものともの悪い点
- 出版社が限定されてしまう
出版社が限定されてしまう
こどものともは本当に良い絵本サブスクリプションだと個人的には思うのですが、当たり前ですが福音館書店が行っているサービスとだけあり届けられる本も福音館書店の新刊に限定されます。
他の書店の絵本を読みたいケースも出てくるかと思うので、本屋で他メーカーの作品を購入して補完的に入会するか、あるいは絵本サブスクを掛け持ちしてみるのも良いかもしれませんね。(相性が良さそうなのは絵本クラブかな。)
老舗書店のサブスク「絵本の本棚」
月額料金 (送料) | 冊数 | 対象年齢 | 配本の特徴 |
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コース・月により異なる(390円) | 1~2冊 | 0歳~小学6年生 | バランスの良い選書 |
40年以上の歴史を持つ老舗書店クレヨンハウスの子供向け絵本サブスク「絵本の本棚」も根強い人気です。
子供が自分で考える力をつける読書をテーマに掲げ、年々加入者が増えています。
絵本の本棚の良い点
- コース設定が豊富
- 英語コースが充実
コース設定が豊富
「絵本の本棚」のコース設定は充実の26種類!
- 年齢別コース(0歳~12歳まで1歳きざみで12種類)
- バラエティコース(大人のための絵本、ユーモア絵本)
- 新刊コース(2歳きざみで6種類、大人向け新刊)
- 英語絵本コース(初級・中級・上級)
- 雑誌コース(クーヨン、いいね)
ここまで色々あれば、自分が頼みたいものが必ず見つかりますよね♪
英語コースが充実
他の子供向け絵本サブスクリプションは英語の絵本のコース設定に乏しいのですがブッククラブ「絵本の本棚」では3種類も設定してあるので要チェック。
- 初級レベル…中学1年生程度(英語圏0歳~2歳位)
- 中級レベル…中学2年生程度(英語圏3歳~5歳位)
- 上級レベル…中学卒業程度(英語圏6歳位以上)
中学生向けの絵本があるのは珍しいですね!
今年度から小学校で英語が必修化したことに伴い、これからの時代の子供は英語が話せて当たり前の時代になっていくかと思います。
英語絵本で小さな頃から英語に親しみ、勉強として学ぶ頃に抵抗を感じなく楽しんでくれたら親としても嬉しいですよね♪
絵本の本棚の悪い点
- 送料が高い
送料が高い
最大のデメリットは送料が毎月390円もかかること。届けられる本も1~2冊と少ないので、どうしても送料が割高に感じてしまいます。
福音館書店の月額購読料とさして変わらないと考えると、絵本1冊の方が良いなと個人的には思います。
ロングセラー絵本で選ぶなら「こぐまえほんクラブ」
月額料金 (送料) | 冊数 | 対象年齢 | 配本の特徴 |
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コース・月により異なる (無料) | 1~2冊 | 0歳~2歳 | バランスの良い選書 |
「子供に絵本を長く大切にしてほしい」と思うママ&パパにおすすめなのは、こぐま社が提供するこぐまえほんクラブのサブスク(定期購読)です。
長く愛され続けるロングセラー作品が選書の中心となるため、好みに偏ることなく良質な絵本に出会うことが可能。
「子どもにどうやって絵本を読んであげれば良いかわからない」というママやパパ向けに「えほんクラブ通信」という保護者向けの小冊子が毎月絵本とともに届きます。
絵本の楽しみ方や解説が載っているので、子供に読んであげる時の参考にできるとともに、より充実した読み聞かせタイムを実現できます。
こぐまえほんクラブの良い点
- 毎月テーマがある
- 配本のバランスが良い
- 送料が無料
毎月テーマがある
こぐまえほんクラブには、毎月テーマが存在します。例えば初回は「子どもとの時間は宝物」、4回目は「なにげない日常こそ大切に」など、育児のアドバイスともとれる選書は秀逸と言えます。
配本のバランスが良い
こぐま社と言えば最も有名なのは「こぐまちゃんシリーズ」ですが、届けられる本は実に様々で偏りがないのが特徴です。
発達に合ったその時期に最適な絵本が選書されているので、バランスよく色々なジャンルの作品を楽しむことができますよ。
送料が無料
こぐまえほんクラブの定期購読はなんと送料が無料!絵本サブスクの中では珍しいので、お得感があります。
こぐまえほんクラブの悪い点
- 対象年齢の幅が狭い
対象年齢の幅が狭い
こぐまえほんクラブは0歳~2歳までの1コースのみの絵本の定期購読のサービスのため、対象年齢の幅が狭いのが少し残念な所。
選書のバランスも良くテーマが設定されていて面白いので、ぜひこれから他の年齢も対象に広げることを期待したいです。
お料理好きな子供におすすめ「おりょうりえほん」
月額料金 (送料) | 冊数 | 対象年齢 | 配本の特徴 |
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750円(税抜) (200円) | 1冊 ※専用動画やシール等あり | 2歳~ | 料理に特化 |
大人気のレシピサービス・クックパッドが監修する子供向け料理に特化した絵本サブスク「おりょうりえほん」。
絵本やシール、動画など子供が楽しみやすいコンテンツとなっているので、まさに食育にピッタリ。
お手伝いをしたがるお子様や好き嫌いの克服にもとてもおすすめです。
おりょうりえほんの良い点
- 親子で楽しく食育できる
- 子供の「できる」が増える
- クックパッド人気順位検索サービス付き
親子で楽しく食育できる
毎月1冊届けられるオリジナルの料理絵本には、料理のレシピはもちろんのこと食材に関する知識を楽しく学べる仕組みになっています。
また、専用動画では料理の手順が大人パートと子供パートにわけられているので、こどもでも無理なくお手伝いできる内容になっているのがポイント。親子で一緒に見ながら作れるので、手順を考えなくてすみますよ。
子供の「できる」が増える
料理は意外に手先の器用さが必要になる作業です。最初はうまくできなくても、何度も繰り返すことにより次第に上手になっていきます。
できなかったことが「できた!」にかわるとき、子供には自然と自信がつくはずです。おりょうりえほんはそんな子供の頑張りを、そっと後押ししてくれるサービスと言えます。
クックパッド人気順位検索サービス付き
おりょうりえほんの月額料金には、クックパッドプレミアムサービスの一つである「人気順位検索機能」が含まれています。
プレミアム会員でない方は、お得に機能を試せるチャンス!人気のレシピがすぐにわかるので、とてもおすすめですよ。
おりょうりえほんの悪い点
- 値上げがあった
- 年齢を絞っていない
値上げがあった
現在月額750円(税抜)だったおりょうりえほん、実は以前は月額500円(税抜)でした。今でもそれほど高額なサブスクとは言えませんが、既存ユーザーからは値上げを悲しむ声が多くあります。
年齢を絞っていない
おりょうりえほんの対象年齢は2歳~となっていますが、何歳で申し込んでも届く絵本の内容は同じとなっています。
「どの年齢でも楽しめるように作られている」となっていますが、2歳差姉弟の母としては上の子と下の子で出来るレベルが全く違うので、大まかにでも年齢は分けて欲しいなと感じます。
無料で絵本が読み放題「PIBO」
月額料金 | 冊数 | 対象年齢 | アプリの特徴 |
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無料 (※有料会員は480円/月) | 3冊/日 (※有料会員は無制限) | 0歳~ | 370冊以上の豊富な絵本 |
無料で絵本が楽しめるアプリ「PIBO」。無料会員でも1日3冊まで、好きな絵本を読むことができます。(月額480円の有料プランは制限なし)
スマホでいつでも確認できるので、家だけではなく外出時にもサッと楽しめるのが魅力。子供でも操作しやすいつくりになっています。
PIBOの良い点
- 1日3冊まで無料
- 370冊以上の絵本
1日3冊まで無料
PIBOを利用するには無料会員と有料会員の種別がありますが、無料会員でも1日3冊まで読むことができます。3冊なので同じ本を2回読むのはカウントされないのが嬉しいポイント。
3冊で満足できない場合はアップグレードも出来るので、子供の興味などで調整しながら会員種別を変更するのもおすすめです。
370冊以上の絵本
370冊以上と無料で楽しめるアプリとしてはかなり豊富な絵本のラインナップ。
テーマや年齢、作家などから絵本の検索ができるので、飽きることなく楽しむことができます。
PIBOの悪い点
- Android非対応(iPhoneのみ)
- WEB版新規登録不可
Android非対応(iPhoneのみ)
PIBOアプリはiPhoneのみ対応で、Androidでは残念ながら楽しむことができません。
WEB版新規登録不可
私もAndroidユーザなのでWEBで楽しめるかと思い登録しようとしたのですが、WEB版の新規登録は2019年10月から停止されているようです。
Androidユーザはあきらめたほうがよさそうですね…。残念。
コスパ抜群アプリ「なないろえほんの国」
月額料金 | 冊数 | 対象年齢 | アプリの特徴 |
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360円 | 無制限 | 0歳~ | 日本語・英語の切り替えや読み聞かせが可能 |
絵本を読むだけで語彙力がグンとアップするコスパ抜群のアプリ「なないろえほんの国」。
日本語・英語の切り替えができるだけでなく音声で読み聞かせもしてくれるので、風邪をひいて辛い時や疲れている時には大助かり。学習要素の強い絵本アプリです。
なないろえほんの国の良い点
- 日本語・英語の切り替えが可能
- 音声による読み聞かせが可能
日本語・英語の切り替えが可能
絵本アプリには珍しく、なないろえほんの国は日本語と英語の切り替えが可能です。早くから英語に触れさせたいご家庭にはまさにぴったり。
字幕は日本語、音声は英語のように組み合わせて使うことができるので、楽しみながら自然と日本語と英語の語彙力が身についていきます。
音声による読み聞かせが可能
日本語・英語による音声の読み聞かせがなないろえほんの国では可能です。
ママやパパが疲れたり体調を崩して読んであげられない時はもちろんのこと、まだ言葉が読めない子供が自分で楽しむにも最適な機能。ついつい読み過ぎてしまうかも?!
なないろえほんの国の悪い点
- 読み込み時間が長い
読み込み時間が長い
なないろえほんの国では絵本を読むために1冊ずつロードする必要があるのですが、その読み込み時間が長いと感じている口コミが多く見受けられます。
サクッと快適動作で読みたいと思う方は、少し不満に感じるかもしれません。
絵本読み放題アプリ「森のえほん館」
今どきの子供は絵本もアプリで読む時代?!
「森のえほん館」はアプリを使用した電子絵本の読み放題サブスクリプションです。月額350円と格安で、いつでもスマホから沢山の作品を楽しむことが出来ます。
数分で読み終わる作品が多いので、おでかけの移動の時に便利そうですね!
森のえほん館の良い点
- 500種類以上の絵本が読み放題
- オリジナル絵本も充実
500種類以上の絵本が読み放題
森のえほん館では、随時500種類以上の電子絵本が読み放題なので子供が飽きることがありません。
電子絵本と聞いて最近の作品ばかりなのではと思われるかもしれませんが、「白雪姫」や「ももたろう」など日本の昔話や、グリム童話などの有名作品、寝かしつけやしつけに向いた絵本などジャンルも様々です。
オリジナル絵本も充実
森のえほん館のオリジナル絵本も充実していて、イラストがとても可愛いのが子供にも人気の秘密。
プロの声優によるナレーションも収録してあるので、忙しくて自分が読んであげられない時でもまだ文字のよめない子供が絵本を楽しめるのは電子版ならではのメリットです。
森のえほん館の悪い点
- 使いすぎには要注意
使いすぎには要注意
子供と一緒にアプリで絵本を読めるのは手軽で良さそうですが、やはり紙の絵本とは違うので使いすぎが気になります。
視力への影響がどの程度あるのか私は医者ではないのでわかりませんが、時間や冊数を決めて利用するのがいいのかなと母親としては思います。
サブスクリプションとは?
サブスクリプションとは、定額制サービス全般の事を指します。
物ではなく「期間」にフォーカスした課金制度で、大体月額制のサービスが多いですね。
子供向け絵本のサブスクリプションは定期購読や読み放題が中心で、忙しくて絵本を選ぶ時間のないワーママや偏りなく色々な本を読んであげたいという子育て主婦のニーズをとらえ年々利用者は増えています。
子供向け絵本サブスクのメリット
子供向け絵本のサブスクリプション(定期購読)には、様々なメリットがあります。
育児の時短で子供との時間が増える
子供向けの絵本サブスクリプションを利用する事は選ぶ労力の節約や時短につながり、子供との時間をより充実させることに繋がります。
ママやパパは家事に育児に仕事にと毎日大忙し。また、本屋に行って絵本を買おうと思っても数は膨大でどれを選んでいいか悩んでしまいますし、結局似たようなテイストを選んでしまったりお気に入りの作家の作品を手に取ったりと時間がどんどん過ぎて行きます。
図書館に行って選ぶのも同様ですが、借りたら期限内に返しに行かなくてはならないのでなかなか足を運ぶことが出来なかったり…。
でも定期購読や読み放題であれば自宅にいるだけで様々な作品を手に取れるので、選ぶこと自体への労力が減り、子供と絵本を楽しむ時間を増やせるという大きなメリットがあります。
我が家の最寄の図書館では、年始に「絵本の福袋」をやっていてりようしました。簡単な内容しか書かれておらず中は見えないので、子供とワクワクしました!絵本のサブスクもそんな感じですね。
新しい世界を親子で楽しめる
子供向け絵本サブスクリプションでは、プロの目線で選んだ様々なジャンルの本が偏りなく届くので今までは知らなかった世界を親子で楽しめるというメリットがあります。
我が家もそうなのですが、旦那はやたらと五味太郎さんや長新太さんが好きで図書館に行くと必ず借りるリストに入りますし、実母が買ってくるのはヨシタケシンスケさんの作品が多い事(笑。面白くて私も好きですが♡)そして、ママの私はというと「可愛い絵」で選びがちなので、内容も似たようなものが多くなりがちなんですよね。
こんな感じで絵本を身内が選ぶと「自分が読んであげたい」作品が中心となってくるため偏りがでてしまい、それが「子供が読みたい」ものとは限らないとつくづく感じています。
プロが選ぶことにより絵本セレクトのバランスが良くなるので「いつも似たような話ばかり読んでいるな…」という親御さんは一度サブスクサービスを使ってみるのがおすすめですよ。
絵本の読み聞かせが習慣化する
子供向け絵本のサブスクを利用すると、定期的に自宅に本が届くので読み聞かせが習慣化するメリットがあります。
絵本が届く→その場で読み始める→子供が気に入る→また読む
という良いサイクルがつけやすいので、つい忙しくて読み聞かせを後回しにしてしまいがちというママ&パパにもおすすめです!
【まとめ】子供の絵本サブスクリプションで読み聞かせを習慣に
私は2人子供がいるのですが、両方ともとにかく絵本が大好きです。それは赤ちゃんの頃からこのような絵本サブスクリプションを利用したり、図書館で借りた本を読むことを習慣にしてきたからだと思っています。
上の子がもうすぐ文字が読めるようになるような年齢なのですが、最近では丸暗記した内容を自分で読み、またお人形さんや弟に読んであげている姿も見られるようになりました。
そう考えると親自身が子供に絵本を読んであげられる期間は、長いようで短いのかな…とも感じてしまいます。
今回ご紹介した子供向け絵本サブスクリプションが参考になれば嬉しいです!
お子様との絵本タイムをこれからも楽しんでくださいね♪
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