「断捨離を始めようと思ってもなかなか服が減らせない…」とお悩みですか?
わかります、どこに出かけてもある洋服屋さん、可愛いものが多く思わず目移りしてしまいますよね。好みの洋服に出会い、購入していくうちに気づけば洋服ダンスが閉まらなくなってしまっていたなんて日常茶飯事。
ただ、洋服との出会いもやはり一期一会ですから「我慢して買わない」という選択肢は出来るだけ避けたいもの。買いたいが洋服ダンスに収めたい…ならばやる事は一つ、断捨離に限ります。
この記事では服を減らせないと悩む方におすすめの断捨離法をわかりやすく紹介しています。
誰でも簡単にできる断捨離法を紹介しているので、今すぐに始められて100枚の洋服を30枚に減らすことができます。
また、せっかく減らした洋服を増やさないコツについても触れていきますので、上手に断捨離をしてスペースに悩まされる状況から解放されましょう!
そもそも断捨離の意味とは?
「断捨離」と聞いてなんとなく捨てるのだろうというイメージはわくとは思いますが実はそう一言では片付けられない奥の深い言葉なのです。
元々断捨離というのはヨガが発祥であり「もったいない」の考えを、捨てて物から失着を失い自分を縛る重荷から解放される事を目的とした行法だったのだとか。そのためただの「片付け」ではないと言われています。
稀に、良かれと思って他人の持ち物を断捨離したら怒られたなどの話を耳にしますが、そもそも実は断捨離は自分の持ち物に対して行うときに用いる言葉なのです。余計なトラブルが起きないよう、断捨離は自分の持ち物に行いましょう。
では断捨離とはどのように行うのか、メリットなども含めてご紹介していきます。
断捨離のメリット
断捨離による一番のメリットは、洋服タンスの中身が減って見た目も中身もスッキリすること。
今自分が持っている洋服を把握できて毎日のコーディネートの幅が広がる他、目当ての洋服を山の中から掘り返す手間も省けて楽に手に取れるようになります。
気持ちも晴れやかになり、次の日のコーディネートを考えることが日々の楽しさの一つに追加されること間違いなしです!
断捨離のデメリット
一方で断捨離ならではのデメリットも存在します。それは、手放してしまった後での後悔です。後悔先に立たず。
辛い思いをしないよう、断捨離は正しいやり方で行うようにしましょう。
断捨離のやり方
今回の記事で紹介する断捨離方法では、下記の2つのプロセスに分けて各5つづつ、合計10個の方法を詳しく説明しています。
- 断捨離を始める前に考えること
- 洋服を減らす具体的な断捨離の手段
断捨離を始める前に考えること
なぜ断捨離したいの?
断捨離の目的にも色々あります。
- ミニマリストになりたい
- クローゼットをすっきりさせたい
- 少ない洋服をうまく着回したい
- 結婚するので洋服も整理したい
- 溢れる子供服の整理をしたい
どんな目的があるにせよ、根本的な理由としては「洋服に関するストレスを減らしたい」という方が多いのではないでしょうか。
忙しい朝いざ洋服を選ぼうと思っても多すぎる服やぐちゃぐちゃの箪笥の中身にコーディネートを考える前から疲れてしまった…なんて事はありませんでしたか?
「5秒で今日着る洋服を決める」
そんな時短コーデが実現したらすばらしいですよね!
不要な服を手放すためにも、残す服を決める時には「断捨離する理由」を基準に数の整理を行っていくのがポイントです。
どのくらい服が必要?
「フランス人は10着しか服を持たない」という本が以前有名になりましたね。
10着で本当に1年間洋服を着回せるのかは定かではありませんが、現在持っている服の全てが必要ということはないでしょう。
私の場合ですが年間ではなく、シーズンごとに必要となる服の個数を
- アウター
- ジャケット
- トップス
- ボトムス
に分けて決めています。
大体一週間くらいのコーデが出来る服があれば十分やっていけるのですが、これも人によって感覚は異なってくるかと思います。
自分に本当に必要な服の枚数をまずは考えてみることから始めましょう。
その服、ライフスタイルに合ってる?
女性も男性もライフスタイルが変われば着る服にも変化が生じます。
良い例が出産&育児の前後です。
女性は出産前後で体型の変化が起こる事もありますし、小さな子供を育てている時は独身時代とは違ってきますよね。
結婚前は可愛いワンピースにハイヒールを履いておしゃれしていた女性も、出産後に赤ちゃんを抱っこしながら踵の高い服を履いたら危ないですし鼻水や泥んこまみれの子供を汚したくない服でお世話はできません。
私自身も最初の子供を産んでから約3年ほど経つのですが、先日断捨離の機会を設けたところ、妊娠前の洋服のほとんどは現在ではライフスタイルに合わず着れないと判断したのです。
あなたは今どんなライフスタイルを楽しんでいますか?その生活にあった心地よい服を選び残しましょう。
その服、本当に似合ってる?
断捨離で残すべき服は、自分に似合う服です。
よく着る服があると思いますが、その理由はなんでしょう?
- 着ていると褒められることが多い
- 動きやすく着回しがきく
- 季節感があり自分の好み
など、理由は色々ありますよね。
一方で、
- 高いけど似合わなくて殆ど着ていない
- 昔は似合ってたけど今は微妙
- 体型の変化で似合わなくなってしまった
こんな洋服たちもいると思います。
年齢や体型の変化で似合わなくなったと感じ「もう着ない」という服は、処分を検討するリストに加えてよいでしょう。
手放して後悔はしない?
断捨離のデメリットとして「手放した後の後悔」があげられます。
アパレルブランドの洋服は常に最新の流行のものにアップデートされるので、処分した服と全く同じデザインの服はユニクロの定番アイテム等以外はほぼ不可能になります。
思い出のある洋服や処分しようか迷っている服があれば「捨てた後に後悔しないか」という基準で考えてみてください。
洋服を減らす具体的な断捨離の手段
断捨離の基本はズバリ、1着購入ごとに1着捨てるかシーズンごとに捨てるなどタイミングを決めて行うことです。自分にあった方法を選んで無理なく行いましょう。
まずは断捨離の対象になる服を決める
最初に、断捨離の対象か否かの目安を決めて判断していきます。
今年着ていなかった時点で捨てるのは人によっては決断力の必要な判断かもしれません。洋服の流行は、人間は大して変わっていないのに何故かコロコロと変わってしまうもの。
昨年、流行に合わせてわざわざ買ったのに今年にはもう時代遅れといわれてしまうなんてことはざらにあります。
流行を意識している傾向にある方は、流行を追って購入した洋服は捨ててしまうようにするのも判断がしやすくて良いでしょう。
また、着ていた覚えがないものを断捨離の対象とする際に「1年では判断がしにくい」という方の場合は2年3年と少し長めに設定しておくと判断材料も多くなって安心できます。
物理的に着れない服は最初に処分する
洋服の中には時間がたっても「可愛い」「まだ着られる」と思うものもあります。
しかし、どんなに好みなものでも目立つシミやしわ、大量の毛玉など「目で見てわかる要因があるもの」に関しては着ることができません。
目で見てわかる汚れを発見したら基本的には捨て、惜しいものはシミ抜きやアイロンなどをしてみて修復できなければ捨てるようにすると片付く上に洋服の保管状態も良くなり一石二鳥です。
サイズが合わないという場合にも、決めかねたのなら一度着てみて周囲の客観的意見を仰いでみましょう。自分ではダメかもしれないと思っても案外客観的に見たらまだまだ大丈夫な時もありますよ。
1着購入ごとに1着捨てる
普段洋服棚をギリギリまで詰め込んで使用している方は1着でも増えてしまうと入りきらず、困ってしまいますよね。
ですが考え方によっては、それまでは問題なかったのですから1着の暑さに少々違いはあれど、そこに入っていた中から1着を捨てられればタンスの中身が溢れる事がないともいえます。
洗濯物をタンスに戻す際には上から置いていくので自然と中身はよく使うものが上に来るようになっているはずです。
1番下にできている普段あまり着ていない洋服の層から捨てていくと後に後悔が残らない確率が高くなるかもしれません。
反対に、事前に3着程捨ててスペースを開けておいてその分だけ購入しても良いというルールを作るのも計画的でよいでしょう。
シーズンごとに捨てる
毎日忙しい方は洋服ダンスの中身を一々確認してなどいられないでしょう。
自分が一体どのような服を持っているのか全く把握ができていないと言う方も中にはいらっしゃるかもしれません。そんな状態で無理矢理断捨離を行っては、とっておきたかったお気に入りまでも勢いで手放してしまう事態になりかねません。
同じものを手に入れようとネットショッピングやお店で購入するのは金銭的にも時間的にももったいないですよね。
焦らず思い付きで断捨離を行わないためにも、事前に一日、断捨離の日を組み込んでしまいましょう。
断捨離の日を決めるのは勿論気分でも問題ないですが、肌寒く感じてきたり暑く感じてきた自分にとっての季節の変わり目に行うのもおすすめです。
忘れてしまいそうならば春分の日と秋分の日に大きく二回に行ってしまうのも方法の1つでしょう。
とはいっても1シーズン分だけでも洋服の量は意外と多いです。洋服タンスから全部だしたもののどこまでが捨てていいものなのか基準がないと迷ってしまうことも多く、結局断捨離前と変わらなんて事も・・・。
捨てるのが嫌なら買い取ってもらうべし
洋服の断捨離をしていると「使わないけど捨ててしまうのはもったいない…」と思う事もでてきますよね。
そんな時は「買い取り」をしてもらうのがおすすめです!
買い取ってもらう洋服の内容にもよりますがお金に変えられるので新しい洋服を買ってもいいですし、あなたが着ない洋服達を必要としている人がいるかと思います。
次の章で詳しく書いていきますね。
断捨離後の洋服は捨てるしかないの?
世の中には断捨離が苦手だという方が多くいらっしゃると思います。
苦手な原因は人それぞれですが、共通して皆さん「捨てにくい」という思いを抱いているのではないでしょうか。
かつて一度は、デザイン性に惹かれたり触り心地に惚れたりと何かしらの要素があって購入した洋服達には着なくなっても思い入れはあるものです。
そんな洋服達をゴミ袋に入れて捨ててしまうのは心が痛んでしまい、結局あまり捨てられず悩んでいる方は少なくないでしょう。
ですが、何も断捨離と捨てることをイコールで結ぶ必要はありません。
捨てるのではなくリサイクルショップに売却すれば良いのです。
そうすれば誰か別の人がまた着てくれる可能性がありますし、何といってもお金として手元に来ることでちょっとした達成感を得ることができます。
「そうは言ってもお店に運ぶ労力の割に全然お金にできないのではないか」とお考えのそこのあなた!侮ることなかれ、時にかなりの高値になることだってなくはありません。
ここからは洋服を扱っているリサイクルショップを2店ご紹介致します。参考にしていただけますと幸いです。
2nd STREET
2nd STREETは衣類や装飾品の他、全国百貨店共通商品券やJCB・VJAギフトカード、図書カードなどの商品券の類や楽器、スーツケース、自転車など身につけるものと全く関係ないものも買取を行なっている店舗です。
衣類よりもそういったものが多く出てきてしまった場合、一度に買取をしてくれるこちらのお店を活用すれば手間も省けます。
2nd STREETでは買取金額20%upなど様々なキャンペーンを随時開催しており、特に「対象のブランド商品を売った方は全体額から数%up」ではかなり手元に還元されます。
故に、売りたい商品の中にブランド物が含まれている方にとって、とてもお得なお店です。
キャンペーンによっては公式サイトにも提示されているので、事前に確認してから訪れると良いでしょう。
そして「今日はブランド物も売ってみよう」という方、2nd STREETでの販売をオススメ致します。
その他、買取にありがちな「量が多くて運べない」という状況にも2nd STREETは対応可能。Web上からの宅配買取も行なっており、大型の家具や家電の買取をご希望の場合には出張買取も承ってくれるありがたい店舗です。
お車がない方や大きすぎて運べないという方も是非是非ご利用下さい。
キングファミリー
キングファミリーは衣類だけでなく、アクセサリーやカバンなどの服飾雑貨まで扱っているリサイクルショップです。
洋服の査定方法は1kgあたり150円などと重量で行うので至ってシンプル。
買取で最も心配なのは「重たい思いをして持って行ったのに買い取らないと言われてしまった」ということではないでしょうか?頑張って運んだのにそれを持ってまた帰るなんて労力の無駄ですよね。
ご安心下さい、キングファミリーは店頭で販売不可能な衣類も廃棄ではなく海外に輸出する、資源にリサイクルするなど様々な方法に利活用する故に買取率はなんて驚きの95.3%!!
買取は1㎏以下からでも受付可能なので、ブランドものではないが大量にあるという方から少量からお願いしてみたいという方まで活用できます。
売買可能な衣類は日常的に着用する衣類の他スーツやワンピース、着物など他所行きのものやエプロン、水着・海水パンツまでも扱っている、ジャンルの幅広さが特徴です。特にエプロンや水着・海水パンツの買取をしてくれる店舗は珍しいようにも感じます。
衣類以外では、ぬいぐるみや膝掛け用のブランケット、未使用に限り座布団やクッションのカバーも承っている為、衣類よりもそちらの方が多いという方にはオススメです。
反対に買取をお断りしているものは過度な破損があるものやカビ、付着物が多いもの、異臭、濡れているもの。
また、それらがなくとも学生服など悪用される危険性がある衣類や道着、ユニフォームなど再利用ができない衣類、使用済みの肌着も対象外です。
洋服の数を増やさないために
せっかく断捨離で洋服の数を減らしたとしても、新しい洋服を買うとまた断捨離…という手間がかかってしまいますよね。
一定のアイテム数を保持しつつ最新トレンドを楽しみたいという方にはファッションレンタルがおすすめです。
中でも国内トップクラスの愛用者を誇る「airCloset(エアークローゼット)」は、百貨店等の上質なブランド服が月額6,800円~利用でき、プランによっては借り放題。
1回3着なので洋服の数を増やすことなく、すっきりとしたクローゼットをキープしながら多くの服を着こなす事ができますよ♪また、スタイリストがコーデの提案をしてくれるので選ぶ手間もなし。
シンプルライフを目指す方にはとてもおすすめのサービスです。
\服を増やさず最新トレンドを楽しむ/
断捨離を実行してスッキリクローゼットに
如何でしたでしょうか。
断捨離は慣れぬうちには手放してしまってから後悔したり思ったように減らなかったりと上手くいかないこともあります。
ですが、慣れてしまえば一度に数時間要してしまうもののその分終わった後の爽快感は計り知れません。
捨ててしまうもよし、リサイクルショップに出すのもよし。
正しい断捨離を行なって無駄なく洋服タンスの中身を減らしてしまいましょう!
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