子供のおもちゃがとにかく多い…いくら頑張っても片付かないと悩んでいるママも多くいらっしゃるのではないでしょうか?
我が家も少し前まではその一員。
多すぎるおもちゃを寝る前に片づけようとするだけで数十分かかってしまい、うっかり寝かしつけの時間が遅くなってしまう事がしばしばありました。
けれどもおもちゃが多く散乱して片付かない状態は、子供の教育上もママの精神上にも決して良い影響がない事は明らかですよね。
今回の記事では、おもちゃが多い事が理由で部屋が片付かない場合の対処法についてご紹介したいと思います。
3つのポイントさえ押さえればおもちゃが多い・少ない関係なく、片付かない状態は解消されますよ♪どこの家庭でも今すぐ出来ることなので、良かったら参考にしてみてくださいね。
おもちゃが多いと片付かないのはなぜ?
おもちゃが多いと部屋が片付かない理由は、単に数の問題です。
大人の仕事を例に挙げてみてください。
例えば管理職の方が一日10,000枚の書類に目を通してハンコを押す事は現実的に不可能ですよね。
子供だって同じです。
おもちゃの数が多すぎればいくら片づける意志があっても途中で嫌になったり飽きて当然。
そしてそれにお付き合いするママも同様。
子供と一緒にお片付けをするにしても子供がやらず諦めて自分がやるにしても、数が多ければ多いほど労力を費やし次第に辛くなります。
ということで、おもちゃが多い!と片付かない部屋を見て嘆いているかたは、以下の対処法を是非お試しあれ!
多すぎるおもちゃをスッキリ片づける対処法
多すぎるおもちゃをスッキリと片づける対処法を3つご紹介したいと思います。
- 子供がよく使うおもちゃを知る
- 定期的な入れ替えを行う
- 遊ぶ時のルールを決める
おもちゃが多い事により片付かない大抵のケースはこの3つで解決する事が可能です。
子供がよく使うおもちゃを知る
子供がよく使うおもちゃは限られています。
よーーーく子供の様子を観察してみてください。大抵、同じおもちゃで遊んでいる事が多いと思いませんか?
我が家でも3歳長女・1歳長男それぞれにおもちゃのブームというものがあり、一定期間同じおもちゃを気に入りしばらく経つと別のおもちゃに移る傾向が続く特徴があります。
つまり、おもちゃの数が多くても遊んでいるおもちゃは限られたものだという事です。
使ってないおもちゃ=今出すべきおもちゃではないので、部屋が散らかる原因になるのみ。子供の目の届かない処に一旦片づけてしまうのがおすすめです。
因みにこの記事を書く2週間ほど前からおままごとセットを押し入れにしまっていたのですが、本日長女から「おままごとセットどこ?」と問い合わせがあり、別のおもちゃと入れ替えして出しました。
子供から「遊びたい!」とリクエストがあった時に、しまったおもちゃを出してあげれば特に問題はありません。
定期的な入れ替えを行う
子供の成長スピードはものすごく早いですよね。おもちゃの適正年齢や子供の興味もどんどん変化していきます。
そこでおすすめなのが、おもちゃの量を一定にキープすること。
おもちゃを片づける場所に無理なく整理整頓出来る量のみ常時出して置き、残りは子供の手の届かない場所にしまって入れ替え制にするのがポイント。
先ほど毎日使っているおもちゃとそうでないおもちゃを仕分ける事をおすすめしましたが、まずはよく使うおもちゃを出しておくのがやりやすいかと思います。
一定量しか出していなければ、片付けの手間も限られてきます。
我が家の状態はこんな感じです。
↓
子供2人が絵本大好きっ子という事もあり絵本スペースは広めです(なぜかパパの本も混じって一冊入っているが…。)。ちなみに絵本の向きがバラバラなのは、1歳長男の仕業です。
1歳児×3歳児なので両方の分を適量に留めるとこんな感じです。
- おままごとの台(机にもなるため入れ替えなし)
- メルちゃん(部品多数)
- リブロック(初期セット)
- 積み木
- ボーネルンド系(車のおもちゃ、木琴、ルーピング)
- 絵本
- おままごとセット
- こどもちゃれんじぷちの知育玩具(長女退会済み)
- ジグソーパズル
- プラレール
- サウンドトレイン
- ワーミー(細かいパズル)
- ジャムおじさんの出来立てパン工房
- 積み木(小さめ)
- フィッシャープライス ラーニングボックス
- 絵本
- その他のこまごまとしたおもちゃ
ここでのポイントは出しているおもちゃの数ではなく、パーツ多めのおもちゃをいくつ出しておくかです。
例えばプラレール。我が家では親も遊ぶので(?)出してあることが多いのですが、レールや車両などとにかくパーツが多いので一度出すと結構しまうのが大変です。
そのほかにもメルちゃんはお世話グッズが多かったりするので、遊んでいるうちにリビングへ散らばっていくのがデフォルトです。
このようにパーツが多めのおもちゃは片付かない大きな原因になるので、常時出しておくのは多くとも3つくらいにしておくのがおすすめです。
おもちゃを入れ替える時のポイント
そして入れ替える時のポイントは、片付けの手間が似たおもちゃと入れ替えること。そうすれば出ているおもちゃが変化しても、片付けの手間が変わる事はありません。
例えばリブロックを押し入れにしまい、ワーミー(パーツ多めの知育玩具)を出すなどバランスが取れるように配慮しています。
絵本に関しては図書館で隔週5冊借りているので、それプラス10~15冊程度を目安に入れ替え制を採用しています。絵本は∞に増えて行きますからね…でも大切な遊びの一つです。
我が家の特別ルール
また、我が家では下の子がまだ1歳3ヶ月と小さく誤飲の可能性も少なからずあるため、パーツが小さく子供では管理する事が難しいものは親が保管し管理することにしています。
ガチャガチャのおもちゃなどが良い例ですね。我が家がガチャるのはカプセルプラレールのトーマスシリーズのみですが、パーツが細かいので遊ぶ時は親同伴、片付けて撤収するまで親が管理して遊びます。
知育の専門家からみたらガチャガチャのおもちゃなどは邪道なのかもしれませんが、我が家では親子で楽しんでいるのでヨシとしています。
遊ぶ時のルールを決める
子供とおもちゃで遊んでいる時に「次はあのおもちゃで遊びたい!」と言われてついすぐ出してしまったりしていませんか?
この時に「今遊んでいるおもちゃを片づけてから遊ぼうね」と一声かけるだけで、片づける手間をグンと減らすことが出来ます。(遊ぶ時も交換制にする)
一度に複数のおもちゃで遊ぶと集中力もなくなりますし、片付けも数が増えるほど大変になるので子供は飽きがちになってしまいます。
無論、親が料理など家事で目を離す間に散らかしてしまったならばそれは仕方のない事ですが、そんな時のためにおもちゃの量は一定にしておくのがポイントです。
子供のおもちゃはどれくらい必要?
子供はおもちゃで遊びますよね。果たして、どのくらいの量のおもちゃが本当に必要なのでしょうか?
私は今回の記事の内容にあるようなおもちゃの管理をし始める前に、一度全く片づけない長女に対して全ておもちゃをしまったらどうなるのかを観察してみた事がありました。
その期間は約1週間。
結果は…「子供はおもちゃが無くても全然平気」が正解でした。笑
「多すぎるおもちゃは知育に逆効果」とか「99%のおもちゃは必要ない」など言われることもありますが、本当にその通りなのかもしれないなとも思います。
おもちゃが消えた部屋で娘が何をしたかと言えば、自分の靴下を手にはめて手袋にしてパン焼きごっこをしたり、布団を重ねて滑り台を作って遊んだり、Amazonの段ボールで電車ごっこをしたりと創造力豊かに遊んでいたんですよね。
特におもちゃがないからと不機嫌になったり泣いたりすることも全くなく。おもちゃは親のエゴで買ってしまっているのかなとさえ思いました。
ただ、手先や感覚の発達という意味ではやはり適切な量のおもちゃは必要かなと個人的には感じます。積み木でバランス感覚を養ったりできますし、ブロックで動物や車などを作るのは想像力のトレーニングにもつながります。
子供のその時に合った適切かつ適量な知育玩具を用意してあげたいものですね。
おもちゃよりも大切なもの
そして最後に。おもちゃよりも何よりも大切なものはママやパパの愛情です。
子供にとっておもちゃが楽しい理由の1つは、大好きなママやパパが一緒に遊んでくれるからです。だからつい色々なおもちゃで遊びたくて、散らかしてしまうんです。
上の子が喋れるようになってから「一人で遊ぶの寂しい」「ママと一緒に遊びたい」と言ってくれるようになり、本当に嬉しかった事を覚えています。
もちろん、集中して一人でしまじろうのワークなどをやっている時は「ママ邪魔だからあっち行って!」とか言われてしまう事もありますが(笑)
忙しい日常の中でもおもちゃや遊びを通して、子供との時間を大切にしていきたいものですね。
【まとめ】おもちゃは多いと片付かない。量を決めて楽しく遊ぼう!
おもちゃの数が多いほうが子供にとっては楽しいと思いがちですが、結果、片づけられなくてママやパパから注意されてしまうようであれば数を減らしてみる事をお勧めします。
もちろん、捨てるという意味ではなくて「一旦仕舞う」で充分です。そして本当に長い期間使わなくなったのであれば、断捨離すればいいのです。
我が家も今回の記事でご紹介したおもちゃの片付けルールを決めてから1ヶ月ほどした頃、今まで自発的に片付けをしたことがなかった長女が…
今日はお片付けしたい気持ち!ママ見てて!!!
と、怒涛の勢いで片付け始めたのを私は今でも忘れる事が出来ません。子供は親の対応でも変わっていくのだなとしみじみと感じた出来事でした。
おもちゃが多い事が原因で部屋が片付かないとお悩みの方の参考になれば嬉しいです♪
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