先週末、上野国立科学博物館の「コンパス」という子供向けの展示を1歳長男&もうすぐ3歳長女と家族4人で楽しんできました♪
想像以上に楽しかったので、これから行かれる方向けに体験レポを書きました。
結論としては、コスパは非常に良く、幼稚園児~小学校低学年くらいが最も楽しめる施設かなという印象です♪
上野国立科学博物館のコンパスとは?
上野国立科学博物館のコンパスとは、親子で楽しめる展示室です。
0歳~12歳(小学生)までの子供がいれば入場する事が可能で、最もおすすめの年齢は4歳~6歳くらいとのこと。
施設の中には、
- 子供の遊び場(滑り台・吊り橋・トンネル・クライミング等)
- ワークショップ
- 知育コーナー
- 顕微鏡コーナー
- 絵本コーナー
と言ったコンテンツが充実しており、子供が学びながら楽しめるように工夫されています。
1回45分という時間設定はあるものの、十分に楽しめる施設です。
コンパスの予約方法は?
コンパスを利用するには、上野国立科学博物館の入場券に加えて整理券が必要です。
そして、その整理券は平日と土日(長期休み服務)で扱いが異なります。
- 平日…館内での当日発券のみ(※無料)
- 土日(夏休み・冬休み・春休み)…ローチケで事前購入(※有料:200円/人)
以前は整理券のために並ぶシステムだったようですが、2018年から休日は現在の事前購入制に変わったようです。
上野国立科学博物館コンパスへの行き方
科博は広いので、コンパスへの行き方もご案内します。
D51がある科博の入り口。ベビーカーで来ている場合は階段ではなく、手前のエレベーターを使用して地下へ下ります。
この時点でトーマスマニアの長女が「ヒロだ~!」と言い、一旦ストップがかかります。電車好きキッズが入る場合は、足止めを食らわぬよう要注意。
上野国立科学博物館の入り口に到着。
展示は「日本館」と「地球館」に分かれていますが、コンパスがあるのは「地球館」です。
入口入ってすぐの券売機でチケットを購入してまっすぐ進みます。
途中、ミュージアムショップなど誘惑が多いですが行きは無視していきましょう。
振り子に長女が興味深々でしたが、この時点で10:40。
予約した11時の回にギリギリなので、説得してコンパスへ向かいます。
ひたすらまっすぐ進むと、突き当りにエスカレーター&エレベーターがあります。ここで、再び1階へ戻ります。
ようやく地球館へ到着。なんだか、ものすごい遠回りをした館が否めません…。
地球館のエレベーターで3階へ上がったら、コンパスへ到着です!
上野国立科学博物館コンパスの体験レポ!
我々一家がコンパスへ到着したのは、11時の回の15分前の10:45分。
既に予約している方の列が出来ていました。
コンパスがある地球館3階の窓からは、走りゆく電車を見る事が出来ます。
小鉄がいらっしゃるファミリーの方は是非楽しんでください。(我が家のトーマスマニアである2歳長女&その影響を受けた1歳長男もくぎ付けでした。)
コンパスの前には、荷物を預けられるコインロッカーがあります。
施設内はトンネルなどアクティブに動くゾーンが非常に多いので、ママ&パパはこのコインロッカーに荷物を預けて出来るだけ身軽になって入場するのがおすすめです。
使用には100円必要ですが、返却式なので実質無料で利用できます。
外になんか出てる…。
コンパスの隣にある展示室も、迫力満点のはく製が並んでます。
整理券システムなので1回60人までという事もあり、基本時間ギリギリに行って問題はありません。なので、早めに到着したらこの展示を待ち時間に楽しむのもおすすめです!
いざ入場!
時間と同時にコンパスへ入場できます。
靴は靴箱に置き、室内は裸足あるいは靴下で過ごします。
クライミングやはしごなどもあるので、子供は裸足がおすすめです!
コンパスの施設内は、展示の一環という事もあり本物のはく製が沢山あります。
ホッキョクグマやラクダがいたり…
室内が見渡せる吊り橋は、子供たちに大人気です♪
1歳長男はトンネルがお気に入りの様子。結構トンネルが多かったです。
迫力満点の恐竜の模型があったり…
小さな子供が楽しめるような階段や背の低い展示があったり。
息子もはく製が気になるのかタッチしていました♪
(※はく製は本物なので、触った後は手を洗いましょう。)
鏡の仕組みを利用した顔が伸びる展示に長男も興味深々w
突然プレーリードッグが現れたり…
ワニに食べられそうになったり…
シマウマに憧れてみたり…
顔ハメ出来るインスタ映えなコーナーもありました♪
長女がノリノリで顔を出していたのですが、トナカイ?鹿かな?
私は基本1歳長男と一緒に過ごしていたので地上にいる事が多かったのですが、もうすぐ3歳の長女とペアだった旦那は「上、まじずっと中腰でキツイ」と申しておりました。
子供向けに作られた施設なので、大人が付き添うのも結構大変です。
他にもクライミングゾーンがあったりと遊具エリアは結構子供にはハードな内容になっていました。
終了間際に、長男が力尽きた図。
絵本コーナー
科博のコンパスには、遊具以外にも知育に役立つコーナーが沢山あります♪
その一つが絵本コーナー。
おすすめの絵本が沢山展示されていて、自由に読むことが出来ます。
キャッチーで可愛い絵本が多く、普段読むのに参考になりそうなものが沢山ありました。
最初は子供は皆遊具エリアに行くのですが、15分もすると疲れるらしく絵本や知育、ワークショップを始める子供が大勢いましたwすごくバランスが取れていてよいシステムだなと実感。
我が家で人気の「どんぐり村のパン屋さん」もありました♪
ワークショップも充実
コンパスに入場したばかりの時点ではガラガラのワークショップ。
20分くらいすると、遊具エリアで遊び疲れた子供達が集まってきます(^^*)
その場で楽しんでも、持ち帰ってもOKとのことなので、帰りの電車の愚図り対策にいくつか持って帰りました。
塗り絵や迷路、お話折り紙など簡易に楽しめるコンテンツが充実していて、3歳間近の娘は「次はコレ!」と、かなり楽しめている様子でした。
はく製を触った子供用に、手洗い場もきちんと用意されています。
長男は引き出しの開け閉めにハマった様子ですw1歳児あるあるですね。
知育コーナー
コンパスには知育コーナーも充実しています。
虫眼鏡を利用して、標本を拡大して観察できるスペースです。我が家の子供たちには少し早いかな~という印象でしたが、幼稚園生~小学校低学年の年齢くらいの子供はすごく真剣に取り組んでいました。
タッチパネルのクイズコーナーもありました。
ただ、他のコーナーが充実しすぎていたためなのか、隅っこにあって目立たなかったのかはわかりませんかあまり人気はなかったようです。
終了間際になって長男が夢中になって取り組んでいたマグネットのおもちゃ。
この図形のおもちゃだけでなく、鳥の形をしたソフト塩ビのトイなどもあり楽しそうに遊んでいた子供が沢山いました。
マグネットのおもちゃは楽しいけれども、なかなか自宅では一面マグネットの環境を作ることって難しいですよね。
こういった施設で、普段使えないおもちゃを楽しむのも良い経験になるなと感じた次第でした。
上野国立科学博物館のレストラン
上野国立科学博物館の周りには、飲食可能なレストランが基本ありません。
上野駅周辺エリアまで足を延ばせば割とランチスポットは充実していますが、面倒なので館内のレストランで昼食を済ませるほうが無難です。
施設と共にリニューアルされたミュージアムレストラン。
とても綺麗で、コンパスを楽しんだ後12時くらいに行ったらやはり満席で少し待ちました。(と言っても回転は非常に良く、10組くらい待っていて待ち時間は15分くらいでした。)
天井も明るく鳥が飛んでいたり、いわゆるおしゃれなカフェのような雰囲気です。
料理もオーダーしてから5分くらいでサーブされたので、子供も愚図らずにすんでとてもありがたかったです。リニューアルの際にレストランの手順についても改善されたのかなと個人的には思います。
長男には単品のパン+取り分けで対応。パンはきちんと温かいものが出てきたので、個人的には満足度がかなり高かったです。
強いて言えばお子様ランチ的なメニューを500円くらいで用意していただけるとベストかなと思いました。
上野国立科学博物館の乳幼児向け設備
上野科博の乳幼児向け設備についてもご紹介したいと思います。
我が家は1歳間もない長男を連れていたため、ベビールームがあるのは大変ありがたかったです。
コンパスのある地球館3階におむつ替え&授乳が可能なベビースペースがあるので、赤ちゃん連れでお出かけの際にはぜひご利用ください。
- ミルク用調乳器
- オムツ交換台
- おむつ用ごみ箱
など、赤ちゃんのお世話に一通り必要な設備は揃っています。
私が科博を訪れたのは土日のお昼でしたが、ベビールームは特に混雑はしていない様子でした。
トイトレ中のお子様がいる場合、子供用トイレがあるのか気になるところですよね。
上野国立科学博物館に子供用トイレはなかったのですが、女性用トイレには比較的補助便座が設置されている場所が多かったです。
ただ、全ての個室に設置されているわけではないので、時間には余裕を持って子供にトイレを促していきましょう。
【まとめ】科博のコンパスは最強の親子の遊び場!
今回コンパスは旦那の突然の思い付きにより遊びに行きました。
ただ、想像以上に楽しくて、並ばずに済むならば一人200円は断然コスパが良いなと思った次第です。
幼稚園~小学生のお子様がいる家庭で休日の過ごし方に迷っているという場合は、コンパスはものすごくおすすめです!
是非、お出かけの候補にコンパスを入れてみてくださいね♪
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