「産後の体重が減らないのは2人目だから?」
「1人目の時はあんなに簡単に痩せたのに…」
そんな悩みを持つママも多いのでは?
私自身も子供を2人出産したのですが、明らかに2人目の出産の方が体重が戻りにくいという実感があります。
今回の記事では、2人目の産後体重が減らない原因と解決策について実体験や調べた内容についてまとめました。
- 2人目の出産後思うように体重が減らない
- 前回同様に産後ダイエットをしても効果が微妙
- 2人目の産後に適したダイエット方法が知りたい
結論をまとめると、2人目の産後に体重が減らない原因は、経産婦の甘えが大きいかと思います。
子供を比較してはいけませんが、1人目と2人目の育児や産後の自分の生活を比較して何が違うのか考えるのかは超大事!!!思ったように体重が減らない原因が、案外簡単に見つかります。
2人目の産後に体重が減りにくい5つの原因
2人目の産後に体重が減りにくい主な原因は下記の5つです。
- 出産年齢が上がり基礎代謝が落ちた
- 妊娠期間の体重増加が1人目より多い
- 母乳をあげれば勝手に痩せていくという幻想
- 食生活が1人目より雑
- 育児がテキトーになる
出産年齢が上がり基礎代謝が落ちた
1人目より2人目の産後に体重が減らない原因は、出産年齢が上がった事があげられます。これは、避けようがない原因の1つですよね。
どんなに早くても第一子出産後数ヶ月してから第二子を出産という事になりますので、最低でも1歳ほど年齢が上がってきます。
私は長女出産が32歳、長男出産が34歳なので2つほど2人目は出産年齢があがりました。
出産年齢が上がるとなぜ痩せにくいのかといえば、体力&筋肉量が落ち基礎代謝が下がるからです。
産後ダイエットにおいて基礎代謝は普段の生活で消費出来るエネルギーなので、多ければ多いほど痩せやすく体重も減ります。代謝が下がると汗をかきにくくなったり、運動しても筋肉がつきにくくなってしまうんですよね…。
体力についても、10代や20代前半など若くして出産したママであればそれほど体の変化は感じないかもしれませんが、私のように30代を超えて初産を迎えたママは正直2人目はものすごく体力的にキツイというのが本音です。
基礎体力が少ないと育児だけで精一杯になり、1日5分のエクササイズでも面倒という気持ちにどうしてもなりがちです。
妊娠期間の体重増加が1人目より多い
妊娠期間の体重増加が1人目より2人目の方が多いというママは、第二子出産後により体重が減りにくい事を覚悟しましょう。
妊娠~出産までのベスト増加体重は8㎏。元々の体型により多少基準値は異なるものの、それを超えて増えた体重はほぼ脂肪です。
1㎏の脂肪を消費するのに必要なエネルギー消費量は約7,000kcalとされています。食事制限にしろ運動にしろ、7,000kcalを普段の生活から捻出するのはかなり大変なので、体重増加が大きいと産後は特に痩せにくいのです。
2人目の妊娠期間の方が体重が増えたママは多いのでは?上の子がいると中々自分の体重管理も思うようにいかなかったりしますよね。
私自身も1人目の妊娠中は食事や運動に割と気を使えていたのですが(臨月に1万歩ウォーキングとか)、2人目の時は上の子がいたので正直生活するだけで手いっぱい…増えていく体重をどうにかしなければと思いつつ気がつけば出産の時期となり、やはり体重増加は2人目の方が大きかったです。
母乳をあげれば勝手に痩せていくという幻想
2人目の産後は母乳育児をしても痩せにくいとされています。
1人目の産後に母乳育児をしていたママは、体重が比較的早い時期に戻ったという方も多いのでは?
けれども、母乳の出方は1人目と2人目で同じとは限りません。また、赤ちゃん自身の食欲も個性次第なので、母乳をあげれば痩せられるという期待はそもそも間違いなのです。
また、助産師の方が「経産婦になると母乳量がうまく調整できる体質になるママも多く、胸が張るほど母乳が出たりすることが少なくなる」とも聞きました。
確かに母乳の生成には結構なエネルギー消費量があるのでダイエット効果を望みがちですが、過度な期待をするのは辞めておきましょう。
食生活が1人目より雑
1人目より2人目の出産後の方が食生活が雑になりがちなので、体重が減りにくいと思います。
第一子の産後は歩けるようになるまでに約1年という期間があり、料理をしていても赤ちゃんに邪魔をされることは少なく、買い物も比較的ゆっくり出来ていたなと今となっては思います。
これが2人目の産後になると上の子は少なくとも1歳半くらい~の歩けて自我がある程度はっきりしている状況になっていますよね?何をするのも邪魔されて手一杯、炊事や掃除など家事全般が確実に雑になってはいるママも多いのでは?
作る料理のカロリーや素材が一人目の時と比較して私はかなり違うなぁと感じています。あなたはどうですか?
雑なのが悪いという意味ではなく、体を気遣った料理を考える余裕がないというのが正直なトコロ。
育児がテキトーになる
2人目の余裕で育児がテキトーになることは、産後の体重が減りにくい原因の一つと言えます。
今思えば1人目の長女の時は生後3ヶ月くらいのまだ寝返りすらできなかった時期は横で踊ってあげたり(?)、動けるようになってからは毎日のように近所の児童館へ遊びに連れて行ったりと行動が2人目と比較してものすごく多かったように思います。
それが2人目の長男の産後は既に姉がいる状態なので「家にいても刺激がたくさんあるから、無理して出かけなくても」と思いがちに。実際、上の子の行きたい場所に下の子は連れて行かれるので色んな事を初体験するのが2人目はとても速いのは面白いんですけどね…。
1人目と2人目の産後の生活、何が違う?
2人目の産後体重が減らない原因を考える前に、1人目と2人目の出産後の体重の減り方や生活はどのように違うのかまずは比較してみる必要があります。
産後の体重の減り方(1人目)と生活環境
1人目の時は生後半年まで完母育児をしていたため、驚くほど速く半年ほどで体重がもとに戻るどころか結婚当時の体重までほぼ運動なしで戻ったのでかなり驚きました。
妊娠中の体重増加は約10㎏、最も体重が少なかった生後半年の時期には出産時からー14㎏ほど減りました。「こんなに減るなら永遠に母乳育児していたい」と思ったのですが現実は厳しく、離乳食を始めた途端に長女がおっぱいを拒否りがちに(笑)
その後はあえなくリバウンドして産後1年間で妊娠前の体重に戻り、長男を妊娠したため再び妊婦生活に。
産後の体重の減り方(2人目)と生活環境
2人目の産後も1人目同様に完母育児をしていたので体重は半年程度で戻ったのですが、1人目の時とは減り方が異なりました。
1人目の時は半年くらいまでに徐々に減っていた体重が、2人目の時は生後3ヶ月くらいまでは一気に落ち、その後ペースダウン。
最も体重の少なかった時も1人目よりは2㎏ほど多く、やはり2人目の産後は痩せにくいのかなと少し諦めモードに。
生活環境としては上の子が2人目出産時に1歳9ヶ月ということもあり、一緒におやつを食べたり食べ残しを食べてしまっていたのが体重増加につながったのかなと反省しています。
そして、1人目の時は外出も多く電車にのっておでかけもよくしていたのですが、想像以上にハードな2歳差育児のワンオペで精いっぱいで運動のうの字もないような生活を送っていました。
比較まとめ
私自身の経験をまとめると、
- 1人目の出産よりリバウンドしやすかった
- 1人目の産後より体力が落ち中々運動できない
- 2人目の余裕で育児が手抜きがちになる
こんな感じですね!いずれも、ダイエットにはマイナスの要因ばかりだなとおもいます(^^;)
2人目の産後に体重を減らす5つのコツ
2人目の産後に体重が減らない原因についてチェックしてきたので、次は具体的に体重を減らす5つのコツをご紹介していきたいと思います。
- 体重を記録する
- 食べたものを記録する
- 骨盤を矯正する
- 適度な運動をする
- 無理をしない
それでは、一つ一つ詳しく説明していきますね!
体重を記録する
当たり前かもしれませんが、体重の記録をつけていきましょう。
記録を付けることにより体重が増えた時は原因を突き止めて対処していくことが必要ですし、順調に減っている時はモチベーションが上がるのでおすすめです。
方法はメモでもいいですが、時代はやっぱりアプリですよね。
体重管理やダイエット系の無料アプリはものすごい沢山あるので、好みに合わせて見やすかったり使いやすいものをダウンロードして習慣にしていきましょう。
食べたものを記録する
体重と合わせて、食べたものの記録も付けて行きましょう。
記録の対象にすべき食品は、カロリーがあるもの全てです。(水、お茶など0カロリーの水分は不要)
2人目の産後の食生活で気をつけたいポイントこの3つ!
- 子供の残したものを食べない
- 子供と一緒におやつを食べない(or少量に)
- 甘いものをストレスの言い訳にしない
私も昔はよくやっていたのですが、上の子がいると残したものをつい勿体なくて食べてしまうんですよね…高いお肉とか特に(笑)でも、塵は積もるで一口分のカロリーも毎日続けば立派な量になるので要注意。
そして、子供と一緒におやつを食べているママも多いのでは?子供は体が小さく成長に必要なエネルギーを3食では摂りきれないため捕食としておやつの必要性がありますが、大人に間食は不要です。食べないのが一番ですが、子供が一緒に食べたがる場合は少量にするよう気を付けましょう。
イライラするとつい手を伸ばしがちなスイーツ類も要注意!ただ、あまりに我慢すると逆にストレスになって産後ダイエット自体が続かなくなるケースもあるので「〇キロ痩せたら△△を食べる」「月に1回だけ」など、計画的に量を決めて楽しみましょう♪
骨盤を矯正する
骨盤矯正は、産後ママにとって体重を減らすための大切なメニューです。
骨盤が歪んだ状態のままだと、体内に栄養がうまく廻らず体力が戻りづらかったり脂肪を貯め込みがちな体質になります。そのため、産後体重を減らそうと運動や食事制限に取り組んでも思うような効果が得られない場合が多くなるのです。
特に2人目の産後は骨盤が緩みがちなので、きっちり矯正していきましょう!
2人目のお産が1人目よりも楽なのは、骨盤が開きやすい事も理由の1つですよね。しっかり矯正すれば、最短ルートで産後ダイエットが実践できます♪
適度な運動をする
1日5分でいいので、適度な運動をする習慣を身に着けていくことが産後体重を減らしていくポイントです。
子供が2人もいると運動する時間が持てないと思いがちですが、子供と一緒に楽しめるエクササイズも沢山ありますし、短い時間でも続けることが最も大切です。
「育児が終わったあとは自分の時間にしたい」というママは、子供達がおもちゃに熱中している横でスクワットや腹筋をしてみたり、ヨガのポーズをとってみたりしてはいかがでしょうか?
運動というと30分以上のウォーキングやジム通いなどハードルの高いものに目が行きがちですが、育児に家事に仕事に忙しいママにそんな時間はないですよね?隙間時間に出来る簡単なエクササイズこそ、本来産後ダイエットに向いています。
無理をしない
最後に2人目の産後に体重を減らす最も大切なポイントは、決して無理をしない事です。
産後ダイエットは「続けて」こそ意味があるものなので、無理をしていては絶対に継続出来ません。
自分や子供、家族が体調不良でフラフラしている時にバランスの取れた食事を摂ろうとしたり、運動しようなんて考えてはいけません。疲れたなぁと思った時は体が発している大切なサインなので、ゆっくり安静にし体調が回復したらまたコツコツと続けて行きましょう!
【まとめ】想像以上にハードな2人目育児、無理は禁物。
子供が一人でも大変な育児、二人三人になればそのハードさは何倍にもなるでしょう。
そんな日常の中で綺麗なママであり続けるために産後ダイエットに励もうと思う心はとても素敵なものですが、産後はホルモンバランスやメンタル面も不安定になりがちなのでくれぐれも無理は禁物です。
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